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新NISA完全ガイド。34歳フリーランスのわたしが、1,800万円を10年で埋める道筋を全部書きます
investment2026-05-26📖 約15分で読めます

新NISA完全ガイド。34歳フリーランスのわたしが、1,800万円を10年で埋める道筋を全部書きます

ごまもち
🐾 ごまもち
あずき、しんNISAって、けっきょく なにから はじめたらいいの?🐾
あずき
あずき
いい質問。今日はそれを最初から最後まで、ぜんぶ書くね。このページだけブックマークしておけば大丈夫、くらいのつもりで。

「新NISAを始めたい。でも何から手をつけたらいいかわからない」「始めたけど、これで合っているか不安」というメッセージを最近よくもらう。今日はこの一本で、証券会社選び → 銘柄選び → 積立設定 → 始めたあとの航路 → よくある質問まで、わたしなりに全部書く。

結論を先に書く。迷ったら SBI証券で、まずはオルカンの月10万円から。これで全体の7割は片付く。残り3割を、これから順番に書いていく。

わたしは2018年から投資を続けて、8年で 500万円→5,463万円 に到達した。新NISAも初年度から使っている。その実感ベースで書く。詳しい数字の経緯は 貯金500万→5,463万までの8年 にまとめている。

このページが、あなたの「新NISAで迷ったら戻ってくる場所」になればうれしい。


1. そもそも新NISAとは

2024年に始まった新NISAは、それまでのNISAから大きく作りかえられた。要点は3つだけ覚えておけばいい。

📊 新NISAのざっくり要点
年間枠360万円(つみたて投資枠 120万 + 成長投資枠 240万)
生涯枠1,800万円(うち成長投資枠は最大1,200万)
非課税恒久化(期限なし。いつ売っても税金がかからない)

旧NISAとの違いは、枠が大きくなったことつみたて/成長の2枠を同時に使えるようになったこと非課税の期限がなくなったこと。ざっくり、それだけ。

NISAは、その口座の中で出た利益(値上がり益・配当・分配金)に 税金がかからない 仕組み。本来なら20.315%取られるところがゼロになる。たとえば100万円の利益が出たら、ふつうの口座だと約20万円が税金で消える。NISA口座なら100万円まるごと手元に残る。

長く運用するほど、この差は大きく効いてくる。米国でも同じような制度(401k)で資産1億円超えのミリオネアが急増していて、日本でもこれから「気づいたらNISAミリオネア」という人が増えると思っている。詳しくはこっちに書いた → 気づいたら準富裕層・NISAミリオネア時代

「使わない選択肢はない」と言える理由は、これだけシンプル。税金がかからない口座を使わずに、ふつうの口座で投資するのはもったいなさすぎる。これに尽きる。


2. どの証券会社で始めるか

新NISAはどの証券会社でも口座を開ける。ただ、口座開設後の使いやすさは会社によってけっこうちがう。実質的に候補に上がるのは3社、SBI証券・楽天証券・マネックス証券だ。

📊 3社のざっくり住み分け
SBI証券迷ったらここ。商品ラインナップ最大級、住信SBIネット銀行との連携が圧倒的
楽天証券楽天経済圏(楽天カード・楽天市場・楽天銀行)をガッツリ使う人に最適
マネックス証券米国株の分析ツールやIPO抽選の平等性で頭ひとつ抜けている

手数料はもうどこも横並びに近い。差がつくのは クレカ積立の還元率、系列銀行との連携、単元未満株の銘柄数、ポイントの使い勝手 くらいだ。

わたしは2018年から SBI証券 を使い続けている。理由は4つ。

  • 商品が揃っている。8年使って「ほしかった商品が買えなかった」ことが一度もない
  • 住信SBIネット銀行との連携が神レベル。銀行↔証券の資金移動がスムーズで、目的別口座で生活防衛資金・ごまもち貯金・生活費を別管理できる
  • 単元未満株(S株)が約3,800銘柄。日本高配当株を1株から拾える
  • 8年使った積み重ね。UIに古さは感じるけれど、乗り換えコストを払うほどの不満はない

3社の細かい比較とSBIへの不満まで全部書いた本編はこっち → SBI証券・楽天証券・マネックス証券。さらに「初心者にどれを勧めるか」を新NISA視点でまとめた記事も別途用意している → 新NISA おすすめ証券会社2026

ひとつだけ、口座を開くときの注意。銀行の窓口で新NISA口座を開くのだけはやめてほしい。手数料の高い商品をすすめられる可能性が高いし、ネット証券に比べて品揃えが大きく劣る。ネット証券3社のどれかから選ぶことを強くおすすめする。理由の詳細は SBI証券を選んだ理由 に書いた。

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SBI証券 — わたしが8年使い続けているメイン口座

新NISAの口座開設・つみたて/成長投資枠の運用すべてSBIで完結。住信SBIネット銀行の目的別口座と組み合わせて、生活費・防衛資金・ごまもち貯金まで一元管理できます。迷ったら、まずここを候補に。

SBI証券の公式サイトを見る →
ごまもち
🐾 ごまもち
しょうけんがいしゃ、どこにするか まよっちゃうね🐾
あずき
あずき
どうしても決められなかったら、SBI証券で始めてみたらいいと思う。わたしも使っているしね。もちろん後から変えることもできるから。

3. オルカン? S&P500? 高配当?

口座が決まったら、次の難所が「何を買うか」。新NISAは2つの枠を同時に使えるので、ここで 役割を分けて両方持つ のがわたしの基本方針だ。

🎯 わたしの基本方針(新NISAの2枠の使い方)
つみたて枠インデックス投資信託(オルカン中心)。10〜20年後の未来のための土台
成長投資枠余裕があれば 日本の高配当株 を少しずつ。今の生活を少し豊かにする配当を育てる

「インデックスと高配当、どっち?」と聞かれることが多いけれど、わたしの答えは 両方持つ。理由は 目的が違うから。詳しくは 高配当株とインデックス、どちらを選ぶか に書いた。

つみたて枠:オルカンか S&P500、どちらでもいい

定番の悩み「オルカン vs S&P500」については、両方買って2年たって、わたしの結論ははっきりしている。

大きな差はない。これから始める人にはオルカン

両者は値動きの相関が0.95以上で、コストもほぼ横並び。違いは中身の構成だけ。オルカン(eMAXIS Slim 全世界株式・オール・カントリー)も実は 中身の60%が米国 なので、S&P500との重複は大きい。「広く分散して、ちょっとマイルドにしたS&P500」くらいの感覚だ。

初心者にオルカンをすすめるのは、「米国だけで大丈夫?」という不安要素を最初から吸収してくれる から。中国もインドも欧州も全部入っている。考えることが減る。

買うときの注意は1つだけ。「オルカン」と一口に言っても似た名前の商品があるので、必ず「eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)」を選ぶこと。Slimのつかない類似商品はコストが高い。詳しい比較とわたしの実例(S&P500 約3,267万、オルカン 約179万)は オルカン vs S&P500 に書いた。

成長投資枠:日本の高配当株を、ここで持つ

つみたて枠だけ埋めるのでも全然OK。ただ、わたしは 成長投資枠で日本の高配当株 を持っている。理由はシンプルで、配当金は「使っていいお金」として精神的に使いやすい からだ。

インデックスで増えた資産を取り崩すのは、心理的にハードルが高い。でも配当金は、毎月や半年に一度入ってくる「自由に使えるお金」として育てれば、今の生活を少し豊かにできる。投資は未来のためだけのものじゃなくていい、というのが今のわたしの感覚だ。

高配当株の選び方には少しコツがある(配当利回り4%前後、PBR・PERでの割安感、財務チェック)。詳しくは 高配当株の選び方、わたしの実際のポートフォリオ(三菱商事・東京海上・JT・ホンダ)は わたしの高配当株 にまとめた。さらに 増配株 vs 高配当株 という別軸の論点もある。

ごまもち
🐾 ごまもち
ぼくは、今のごはんも、みらいのごはんも、りょうほうほしい🐾
あずき
あずき
ね、それが正解。新NISAは、その両方をいっぺんに用意できる大きな箱、って思っておいて。

4. 具体的な積立設定

ここからは、わたしの実際の積立設定をベースに、新NISAをどう運用するかを書く。数字を出すので、自分のペースに当てはめて考えてもらえたらうれしい。

つみたて枠:月5万円のオルカンを機械的に

つみたて枠の埋め方は、完全に機械化している。

  • eMAXIS Slim 全世界株式(オルカン) を月5万円
  • SBI証券で銀行引き落としの自動積立
  • ボーナス枠なし、年単位の調整もなし、ただひたすら積み立てる

このペースで年60万円。あと7〜8年でつみたて枠を満額にする計算だ。

「インデックス投資はタイミングを計らない」が大原則。月5万円が引き落とされて勝手に買われ、勝手に積み上がっていく、という運用にしている。考えることが減るのが、いちばんのメリットだ。

クレカ積立を使えば月10万円までポイント還元を受けながら積み立てられる(SBIなら三井住友カードで0.5〜3%)。3社のクレカ積立還元率を比較した詳細は 新NISA おすすめ証券会社2026 に書いた。これから始める人は、つみたて枠をクレカ積立で組み合わせるのもおすすめだ。

成長投資枠:年150〜200万円ペースで高配当株

成長投資枠は、つみたて枠とまったく違うスタンスで運用している。買うのは 日本の高配当株 がメインだ。理由は3つ。

  • 配当も非課税になるので、高配当株とNISAの相性が抜群
  • インデックスはつみたて枠で十分積み立てている
  • 個別株は買い時を選びたい

つまり 枠が余っていても、買いたいものがなければ買わない スタンス。割安だと思ったタイミングでぽつぽつ買い増す。中東ショックのような下落イベントは年に何度かやってくるので、そういう機会に枠を消化していくイメージだ。

わたしのペースは年150〜200万円。買いたい銘柄がなければ、年100万円台に落ちる年もある。

1,800万円を埋めるペース別シミュレーション

わたしの2026年5月時点では、新NISA枠は 約651万円使用済み・残り約1,149万円。この残り枠をどのペースで埋めるか、3パターンで並べると、こうなる。

📈 残り約1,149万円を埋めるペース別シミュレーション
ペース年数完了時期
最速プラン(年360万・年間枠フル)約3.2年2029年
わたしのプラン(年200〜260万)約4〜6年2030〜2032年
ゆるプラン(年100万)約11年2037年

無理に最速で埋める必要はない、というのがわたしのスタンスだ。高配当株を割高で買ってまで枠を消費するのは本末転倒だし、生活費・防衛資金とのバランスも大事。新NISAは 長期戦 で、枠を埋めたあとも非課税は続く(売らない限り)。自分のペースで埋めて、長く非課税の恩恵を受けるのでも全然いい。

詳しい使用状況の内訳と「最速で埋めない理由」は 新NISA 1,800万円を10年で埋める に、月いくらの設定にしているかの具体は わたしのNISA積立設定 にまとめた。

ごまもち
🐾 ごまもち
10ねんあったら、にほんじゅう おさんぽ できるかな?🐾
あずき
あずき
ふふ、いっぱい行けそうだね。10年って、それくらい長い時間。長くゆっくり育てる前提だから、無理しなくていい。それが新NISAの良いところだと思う。

5. 始めたあと気をつけること

口座を開いて積立を設定すれば、あとは「ほぼ何もしない」のが理想だ。ただ、長く続けていると、必ず大きな下落の波がやってくる。そのとき何を見て、何をしないか。経験から書く。

暴落は必ず来る。航路を守って続ける

わたしは2020年のコロナショックで 資産が1/3まで縮んだ ことがある。2026年3月からの中東ショックでも 約300万円減 った。サイドFIRE達成直後のタイミングで、正直、嫌だった。

それでも、やったことは結局これだけだ。

  • インデックスの積立は止めない
  • 余力で高配当株の買い増しを狙う
  • 数字を毎日見ない

ジョン・ボーグルの 「航路を守れ(Stay the course)」 という言葉を、呪文みたいに唱えていた。下げているときほど安く仕込めている、と自分に言い聞かせる。

暴落を一度乗り越えると、不思議と次からは少し落ち着いて見られるようになる。経験は最大の防御 だと思っている。詳しくは 暴落・含み損とのつきあい方、直近の例は 中東ショックで資産が300万円減った に書いた。

高配当株を持つなら、減配リスクを知っておく

成長投資枠で高配当株を持つ場合、いちばん気をつけたいのが 減配 だ。減配が発表されると株価も同時に下がる。ダブルパンチになる。

わたしが減配しにくい銘柄を選ぶときに見ているのは、ざっくりこの3つ。

  • 過去10〜15年で減配していないか(IRBANKで配当推移を確認)
  • 配当利回りが7〜8%を超えていないか(高すぎは要警戒)
  • 配当性向が70〜80%を超えていないか(無理して払っていないか)

詳しいチェック項目とわたしの失敗例は 減配の罠 にまとめた。

「何もしない」がいちばん効く

不景気のニュースが流れてきても、慌てて売らない。短期で利益確定もしない。新NISAは長期戦で、続けていれば、複利が静かに効いてくる。米国で401kミリオネアが増えているのは、結局のところ「続けた人」が報われた結果だ。

これだけ守れば、たぶん負けない、と思っている。

ごまもち
🐾 ごまもち
あずき、株がさがっても、気にしていないよね🐾
あずき
あずき
内心はドキドキしてるよ。でも、見ない・売らない・続けるって決めてるから、なんとかなる。

6. よくある質問(FAQ)

最後に、よく聞かれる質問に答えておく。

Q1. 旧NISAで持っている分は、どうなる?

そのまま放置でOK。旧つみたてNISAの非課税期間は、購入年から20年(例:2018年購入分は2037年末まで非課税)。期間が終わったら自動で特定口座に移管されるので、こちらから何かする必要はない。新NISAとは完全に別枠なので、旧NISAの残高はそのまま非課税で持ち続けられる。

Q2. 一括投資と積立、どっちがいい?

理屈の上では 一括投資のほうが期待リターンは高い と言われている。早く市場に入れば、その分長く複利が効くからだ。

ただ現実には、大半の人にとって 「機械的な積立」のほうが続けやすい。一括だと「もっと下がるかも」と買えなくなるし、買ったあと暴落するとメンタルがしんどい。わたしは積立派。続けられないと、そもそも意味がないと思っている。

Q3. 損が出たら? 損益通算はできる?

NISA口座での損失は 損益通算できない。これがNISAの数少ないデメリットだ。

ただ、長期で運用していればトータルではプラスになる前提なので、これを理由にNISAを使わないのはもったいない。「売らずに持ち続ける」前提なら、損益通算できないことはあまり問題にならない、というのがわたしの考え方だ。

Q4. 転職や引っ越しで、口座はどうなる?

転職してもNISA口座はそのまま使える。引っ越しの場合も、住所変更を届け出るだけでOK。口座を持ち運べる のがNISAのいいところだ。

ただし、NISA口座は1人1金融機関までなので、別の証券会社に変えたい場合は手続きが必要になる(年単位の変更)。最初に証券会社を慎重に選んだほうがいい、というのはここにつながる話だ。

Q5. 1,800万円を使い切ったあとは?

使い切ったあとも、売らない限り非課税は続く。ここが新NISA最大の特徴だ。

枠が埋まったあとは 複利で勝手に育てる だけでいい。わたしの想定では、1,800万円を埋め終えるころには高配当株から年100万円超の配当が入る計算。そこから先は 「次の選択」 のフェーズになる。仕事のペースを落としたり、地元(北海道十勝)への帰省計画を具体化したり (十勝計画①)。

NISA満額は通過点で、本当のゴールは 自由の土台、選択の自由を手にいれること だと思っている。


ごまもち
🐾 ごまもち
あずき、ながい おはなしだったね🐾
あずき
あずき
うん、でも全部書いておきたかった。これを読んだ人が、迷ったときに戻ってこられる場所になればうれしいな。

まとめ

新NISAの全体像を最後におさらいする。

  • 新NISAは 年360万円・生涯1,800万円・非課税恒久。使わない選択肢はない
  • 証券会社は SBI・楽天・マネックス の3社から。迷ったら SBI証券。銀行窓口での開設は避ける
  • 銘柄は 2枠を分けて使う。つみたて枠でインデックス(オルカン中心)、成長投資枠で日本高配当株
  • インデックスは オルカン推奨。「eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)」を必ず選ぶ
  • つみたて枠は 機械的に積立、成長投資枠は タイミング重視。無理に最速で埋めない
  • 暴落は必ず来る。航路を守って、続けるだけ。下げているときほど安く仕込めている
  • 高配当株を持つなら 減配リスク(過去配当推移・利回り・配当性向)をチェック
  • 新NISAは長期戦。1,800万円を埋めた先に、自分のペースで生きられる土台ができる

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