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ビットコイン、2028年の分離課税まで売らないことにした理由【追い風と向かい風】
投資2026-07-03📖 約12分で読めます

ビットコイン、2028年の分離課税まで売らないことにした理由【追い風と向かい風】

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ごまもち
🐾 ごまもち
あずき、ビットコインも もってるの?🐾
あずき
あずき
うん、ちょっとだけね。20万円のお遊びが、いま99万円。今日は、それを売るか待つかって話。

じつはわたし、ビットコインを少しだけ持っている。数年前に20万円で0.1BTC買った、いわば“お遊び枠”。それが、いまは 99万円。含み益は79万円だ。数年でだいぶ増えた。

最近、2026年の税制改正で 暗号資産の税金が変わる ことが決まった。それをきっかけに、「そろそろ売ってもいいかな?」と考えはじめた。でも、この先ビットコインがどうなるかは、正直まったく読めない

そこで今日は、プロや機関投資家の 「追い風(強気)」と「向かい風(弱気)」の意見 を、ファクトベースで並べてみた。そのうえで、わたしがどうするかを書く。先に結論だけ言うと、未来は誰にもわからない。だから、わたしは2028年1月まで待ってみる ことにした。……なんだけど、話はそう単純でもなかった。税金で得するのは約8万円。でも、待つあいだの値下がりリスクは、その何倍にもなりうる。そこまで考えた結論を、今日は書く。


1. まず前提:わたしのBTCと、税金の話

意見集の前に、2つだけ前提を。

① わたしにとってBTCは“余興枠” 主軸はあくまで、オルカン(全世界株インデックス)・S&P500のインデックスと日本の高配当株。ビットコインは、生活に響かない範囲で持っている お遊びサテライト だ。正直に言えば、わたしにとっては多少ギャンブル要素の強い枠。だからこそ、生活に響かない範囲だけにとどめている(資産全体で見れば1〜2%ほどの、ごく小さな枠だ)。この記事も「買え」でも「売れ」でもなく、わたし自身の出口の考え方 の話として読んでほしい。

② 税金は「2028年1月」から変わる(ここ大事) 2026年の税制改正で、暗号資産の利益は 総合課税(雑所得・最大約55%)→ 申告分離課税(一律20.315%) に変わる方針が決まった(所得税法は2026年3月に成立済み)。ただし、実際に20.315%が使えるのは、金融商品取引法の改正が施行された 翌年の1月1日から。今の見込みでは、適用は最速で2028年1月以降の売却分だ。

⚠ 「2027年中に売る」と、まだ税率は下がらない
分離課税20.315%が効くのは 2028年1月以降の売却分(見込み)。それより前に売ると、これまでどおりの 総合課税(雑所得・最大約55%)のまま。損失の3年繰り越しが使えるのも2028年からだ。「税金を抑えて売りたい」なら、2028年まで待つのが基本になる。

なお、分離課税の対象になるのは、国内の登録業者で扱う「特定暗号資産」を売った利益海外の取引所での取引やステーキング報酬などは、対象外の見込みなので注意(わたしは国内取引所の現物だけ)。金商法改正の国会審議しだいで、施行がさらに後ろ倒しになる可能性もある(税制の詳細は大和総研の解説などが参考になる)。

つまり、ビットコインの値段は誰にも読めないのに、税金の予定だけは決まっている。この「読めない値段」と「読める税金」の対比が、あとで“待つか売るか”を考えるときのカギになる。


2. 追い風の意見(強気派はこう言う)

まずは、値上がりを見込む「追い風」側。名前の出ている見方を並べる。(※以下の予想はいずれも2025年末〜2026年前半に出されたもの。執筆時点=2026年7月で1BTCはおよそ990万円前後(本記事のドル→円換算は、ざっくり1ドル150〜160円ベース)なので、予想と現実を見比べながら読んでほしい。)

📈 追い風(強気)の意見
スタンダードチャータード:2026年末までに 15万ドル(約2,250万円) の予想。ETFの成熟・流動性の向上・規制の明確化が根拠
アーサー・ヘイズ氏:2026年に 25万ドル(約3,750万円)、2027年には75万ドル(約1.1億円)に達すると予測。米国の財政支出による「流動性サイクル」が背景
アンソニー・ポンプリアーノ氏:2026年に 25万ドル(約3,750万円)。米国債市場の不安定化でお金がBTCに移ることや、企業が資産として持つ動きの広がりを根拠に
機関マネーの流入:ブラックロックのビットコインETF(IBIT)は運用資産が1,000億ドル規模に成長。年金基金やファミリーオフィスの受け皿になってきている
キャシー・ウッド氏(ARK):5年後の目標を、強気ケースで 125万ドル(約1.9億円) に引き上げ。ビットコインを「通貨価値の目減りに対する“保険”」「若い世代の“新しい金(ゴールド)”」と位置づける
マイケル・セイラー氏(ストラテジー):長期モデルでは、なんと 1枚1,300万ドル(約20億円)。取得コスト割れの局面でも買い増しを続ける、筋金入りの強気派
“デジタルゴールド”論:ロバート・キヨサキ氏やコインベースのCEOらも、将来のサイクルで 100万ドル(約1.5億円) 台に届くシナリオに言及している

ざっくり言うと、追い風派の根っこは 「ETFと機関投資家のお金が、これからも入ってくる」 という見立てだ。個人の熱狂で上がった昔とは、買い手の顔ぶれが変わってきている、と。


3. 向かい風の意見(弱気派はこう言う)

次に、慎重な「向かい風」側。こちらも名前の出ている見方で。

🌀 向かい風(弱気)の意見
Fidelity:2026年は「off-year(4年サイクルの“冬”寄り)」。主要な支持線は 6.5万〜7.5万ドル(約1,000万〜1,100万円) あたりと予想
VanEck CEO:2026年は4年目の 「弱気相場」に該当。前年の高値から5割以上下げていると認めている
サイクル分析:過去は「最高値から約1年で大底」。2025年10月が天井なら、2026年10月ごろに底という見方も
過熱への警戒:AIブームや、企業がBTCを大量に抱える動き(トレジャリー)の過熱に注意(マネックス証券)。「“1万%上がる”時代は終わった、期待値を下げるべき」との声も
ウォーレン・バフェット氏:ビットコインを 「殺鼠剤の二乗」 と一刀両断。「配当も利益も生まないものは投資対象じゃない」という立場(生産的な資産を好む投資哲学)
ピーター・シフ氏:金(ゴールド)推しの“万年弱気”派。「市場の低迷が続けば、ビットコインは深刻な損失に直面する」と繰り返し警告
量子コンピュータの脅威:Googleや一部の研究者が、いずれ量子コンピュータがビットコインの暗号を破りうると指摘(実現時期は2030年前後〜それ以降と諸説あり)。まだ先だが、無視できない“未知のリスク”

向かい風派の根っこは 「もう規模が大きくなりすぎて、昔のようには跳ねない」「今は4年サイクルの弱い時期」 という見立て。時価総額が2兆ドル規模まで育った今、価格を動かすには過去よりずっと大きなお金が要る、という指摘もある。


4. 結論:未来は、誰にもわからない

こうして並べてみて、いちばん強く感じたのは、プロの見立てがバラバラすぎる ということだ。

  • 同じ2026年を、片方は「15万〜25万ドル(約2,200万〜3,700万円)へ」、もう片方は「6.5万ドル(約1,000万円)で底」と見ている。しかも弱気派の“底”は、いまの価格(約990万円)とほぼ同じ
  • そもそも 「4年サイクルは有効か、終わったか」 でさえ、グレースケール(もう崩れる)とVanEckや21Shares(まだ有効)で 真っ二つ
  • 長い目の予想はもっとすごい。キャシー・ウッドの 「1.9億円」 から、セイラーの 「20億円」、かたやバフェットは 「殺鼠剤」 と切り捨てる。ここまで見方が割れる資産も、なかなかない

これだけ賢い人たちの意見が割れているということは、答えは「誰にもわからない」 ということだ。もし確実にわかる人がいたら、意見はこんなに割れない。

ごまもち
🐾 ごまもち
プロでも わからないんだ?🐾
あずき
あずき
そう。だから「上がるほうに賭ける」んじゃなくて、自分がコントロールできることで決めるんだ。

5. じゃあ、わたしはどうする? → 2028年1月まで待ってみる

未来(値段)は読めない。でも、税金の予定は読める。ここがポイントだ。

  • 2027年中に売る → 総合課税(最大約55%)
  • 2028年1月以降に売る → 分離課税20.315%

わたしのBTCは余興枠で、いま売っても生活は変わらない。だったら、値段の当てっこはせず、せめて“税金が有利になる側”に寄せておこう。というのが、わたしの結論だ。

正直に言うと、税金より“値下がり”のほうが大きい

ここで、正直な話をひとつ。わたしの含み益は79万円。この税額をざっくり計算すると、こうなる。

  • 総合課税(わたしの税率をざっくり3割として)→ 約24万円
  • 分離課税20.315% → 約16万円
  • 差は、約8万円
ごまもち
🐾 ごまもち
えっ、はちまんえんも ちがうの? けっこう おおきいね🐾
あずき
あずき
そう、“たった”じゃないよね。でも、それでも税金だけじゃ決めないんだ。

約8万円は、正直"たった"では流せない額。だから今回は、待つ理由に“お金”もちゃんと入っている。(ちなみに会社員なら「年20万円以下の利益は所得税の申告不要」という抜け道もあるけど、わたしはフリーランスで確定申告するし、そもそも利益が20万円を超えているので関係ない。)

でも、もうひとつ正直に。その8万円のために2028年まで待つあいだに、もしビットコインが半分になったら、含み益79万円は30万円弱まで縮む(評価額99万→約50万)。8万円の節税より、値下がりのダメージのほうが、ずっと大きくなりうる。“税金がおトクだから待つ”だけだと、実は危うい。

じゃあ、なんで待つのか。理由は、正直いくつかある。

  • 急がなくていい:余興枠だから、生活に響かない。売り時を焦る必要がない
  • 上がってほしい期待:正直に言えば、ここから伸びてほしい。もし大きく上がれば、わたしの資産形成は一気に加速する。読めないのは分かっているけど、期待はしている
  • 税金が有利になる:どうせ持つなら、20.315%が使える2028年まで待つほうが理にかなっている
  • 時間が味方になるかも:長く持つほど、値上がりを待てる時間も増える。これも淡い期待だ

もちろん、予想でこまめに売り買いする気はない。急がないぶん、こうした期待と条件が味方するのを、ゆっくり待ってみたい。

つまり、2028年1月まで、いったん持ったまま待ってみる

  • それまでに大きく下がっても、余興枠だから生活は痛くない(主軸のインデックスは別にある)
  • 上がっていたら、2028年に 分離課税20.315%で利確 を考える(税金は“おまけ”)
  • 値段は読めないから 当てにいかない。大きく崩れたら、税金は忘れて考え直す

税制上の注意も1つ。2027年中に暴落して含み損になっても、その損失は新制度の繰り越し(2028年以降の損失が対象)には持ち込めない。「待てば必ず得」というほど単純でもない。それでもわたしは、余興枠として、値段を当てにいかずに構える。正解は人それぞれだけど、わたしは現状そうすることにした。


6. まとめ

  • ビットコインは20万円で0.1BTC買った “余興枠”(いま99万円・含み益79万円)。主軸はあくまでインデックス
  • 税制改正で、暗号資産は 総合課税(最大約55%)→ 分離課税20.315% へ。ただし適用は 最速2028年1月から。2027年中に売るとまだ総合課税
  • 追い風:ETF・機関マネーの流入(スタンダードチャータード15万ドル、ヘイズ25万ドルなど)
  • 向かい風:4年サイクルの弱い年、規模が大きく跳ねにくい(Fidelity・VanEckなど)
  • プロの見立ては 15万〜25万ドル 対 6.5万ドルで底 とバラバラ。未来は誰にもわからない
  • 待つと税金は 約8万円おトク(でも値下がりリスクもある)。急がない余興枠だから、上がる期待も込みで、税金が有利になる2028年1月まで持ってみる

投資でいちばん危ないのは、「上がるか下がるか」を当てにいって、余興枠のはずのお金に 生活や心を振り回されること。読めないものは読めないと認めて、自分がコントロールできること(税金・保有金額・売買しないこと)で決める。あなたなら、どうする? わたしみたいに、待ってみる?

ごまもち
🐾 ごまもち
みらいは だれにも わからないんだね🐾
あずき
あずき
そう。だからせめて、税金が有利になる2028年まで待ってみるよ。あがってたらラッキー、みたいなスタンス笑
⚠ 免責事項 この記事はあずき個人の見解・体験のシェアであり、特定の暗号資産・金融商品の売買を推奨・勧誘するものではありません。暗号資産は価格変動が非常に大きく、元本を大きく割り込む可能性があります。記事中の予想・見解は各社・各人のものを紹介したもので、将来を保証するものではありません。税制の内容や施行時期は今後変更される場合があり、税務の判断は金融庁・国税庁の公式情報や専門家にご確認ください。投資・売買の最終判断は、必ずご自身の責任で行ってください。

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TAGS#暗号資産#ビットコイン#税金
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