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円安が止まらない。わたしの資産、円だけで大丈夫?リスクを整理してみた
投資2026-06-16📖 約8分で読めます

円安が止まらない。わたしの資産、円だけで大丈夫?リスクを整理してみた

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ごまもち
🐾 ごまもち
えんやす、って、ぼくにもかんけいあるの?🐾
あずき
あずき
おやつの値段にも関係あるよ。今日は「円だけで持つのは安全?」って話。

円安が止まらない。2026年もドル円は150円前後で推移していて、輸入品も海外旅行もじわじわ高くなっている。

そんなとき、ふと不安になることはないだろうか。「わたしの資産、ほとんど日本円で持ってるけど、これで大丈夫なんだっけ?」

わたし自身は、資産の半分以上をオルカン・S&P500・BNDといったドル資産にしている。でも世の中を見渡すと、資産の大半が日本円(とくに円預金) という人はとても多い。そして、「日本に住んでいるし、為替リスクがないから安全」と考えている人もいるようだ。でも本当にそうなのか。今回、改めて 「円だけで持つリスク」 をちゃんと整理してみた。結論から言うと、「円か外貨か」より先に、考えるべき軸がもう1つあった


1. 「円だけ=安全」という、よくある誤解

まず、多くの人が感じている素朴な感覚から。

円預金は1,000万円が1,000万円のまま。為替で増えも減りもしない。だから安全。

数字だけ見ればその通り。円預金の残高は、為替がどう動こうと変わらない。でもここに落とし穴がある

「為替リスクがない」ことと「安全」は、イコールではない。円だけで持つと、為替リスクの代わりに 別のリスクを100%引き受ける ことになる。それが インフレ(物価上昇)リスク だ。

  • 円預金の金利: 年0.001〜0.2%程度
  • 物価上昇: 年2〜3%(2026年も継続中)

つまり、数字は減らないのに、買えるモノは毎年2〜3%ずつ減っていく。これが「見えない目減り」。残高が変わらないから気づきにくいけれど、確実に進んでいる リスクだ。

ごまもち
🐾 ごまもち
おかねはへってないのに、そんしちゃうの?🐾
あずき
あずき
そう、同じ1万円で買えるおやつが、だんだん減っていくイメージだね。

2. 大事なのは「円か外貨か」より「現金か投資か」

ここで気づいたのが、「円か外貨か」の1軸だけで考えるのは雑すぎる ということ。本当は、もう1つの軸がある。「現金で持つか、投資で持つか」 だ。

この2軸で整理すると、こうなる。

🧭 資産は「通貨」×「現金/投資」の4タイプで考える
円建て
外貨建て(ドル等)
現金・預金
① 円預金
安全だがインフレに弱い
② 外貨預金
為替の影響大・管理が複雑
投資(株・投信)
③ 日本株・高配当株
円資産だがインフレに強め
④ オルカン/S&P500/BND
世界・米国の成長を取り込む

ここで一番のポイント。同じ「円」でも、①円預金と③日本株では、性質がまったく違う

  • ① 円預金: 数字は動かないが、インフレで実質目減り。インフレに一番弱い
  • ③ 日本株(高配当株など): 同じ円建てでも、インフレで企業が値上げすれば、売上・利益・配当も伸びうる。だからインフレにある程度ついていける

つまり、「円だけだと危ない」という話の本質は、「円預金だけに偏るのが危ない」 ということ。同じ円でも、株で持っていればインフレへの耐性はかなり変わってくる。


3. 4タイプそれぞれの「強み・弱み」

もう少し具体的に、4タイプを整理する。

📊 4タイプの強み・弱み
①円預金強み: いつでも使える・元本が動かない / 弱み: インフレで実質目減り・円安だと相対的に価値が下がる
②外貨預金強み: ドルを直接持てる / 弱み: 為替手数料・為替で元本が大きくブレる・管理が複雑(わたしは数年前にやめた)
③日本株強み: 円建てでインフレにある程度強い・配当が入る / 弱み: 個別株は値動きがある・銘柄選びが必要
④外貨投資強み: 世界・米国の成長+ドル資産の分散 / 弱み: 円高になると評価額が下がる・価格変動がある

こうして並べると、「①円預金だけ」が、実はいちばん偏った持ち方 だとわかる。インフレにも円安にも無防備だからだ。

逆に言えば、①〜④をある程度散らしておけば、どんな経済環境が来てもどれかが効いてくれる。円安が進めば④が伸びるし、株が下がっても①の安心感がある。これが「分散」の本当の意味だと思う。


4. わたしの実際の配置。4タイプにどう散らしているか

では、わたし自身がどう持っているか。4タイプに当てはめるとこうなる。

🏠 あずきの資産の散らし方
①円預金生活防衛資金300万円。いざというときすぐ使えるお金は、円の現金が基本(ここは増やす目的じゃない)
②外貨預金持っていない。数年前まで月5,000円ずつやっていたけど、管理が複雑になってやめた
③日本株日本の高配当株。配当の柱であり、円建ての"インフレに強めの資産"
④外貨投資オルカン・S&P500(インデックスの核)とBND(米国債券ETF)。実質ドル資産

意図して作ったわけではないけれど、結果的に ①③④に散らばっている(②外貨預金だけ卒業した)。

ポイントは2つ。

  • 生活防衛資金(①)は、あえて円の現金のまま。これは「増やすお金」ではなく「いざというときにすぐ動かせる安心」が役割なので、インフレ目減りを承知のうえで円で持っている。守りのお金にリターンは求めない
  • 増やすお金は、円(③)とドル(④)の両輪。日本株とオルカン・S&P500・BNDに分けておくと、円安のときはドル資産(④)が伸びて攻めになり、円高のときは円資産(③)が目減りしないぶん全体の下げをやわらげてくれる。どちらに振れても、一方的にやられないようにしている

そもそもわたしは、仕事の報酬など、受け取るのはぜんぶ日本円だ。意識しないと、資産はどんどん円に寄っていく。投資でいうなら、知らないうちに「円」という一つの資産に集中投資している ようなもの。だから資産の一部は、あえてドルにも置いておく。そうすると円への偏りが少しほぐれて、リスクが分散される。為替の上がり下がりも、円とドルに分散させておくと「怖いリスク」というより、お互いに助け合っているような感じになる。


5. 結局、どうすれば正解なの?

「円だけは危ない」と書くと、「じゃあ全部ドルにすればいいの?」と思うかもしれない。でも、それも違う。

理由はシンプル。わたしたちは日本に住んで、日本円で生活している。家賃も食費もごまもちのフードも、ぜんぶ円で払う。生活の基盤が円である以上、資産を全部ドルにすると、今度は円高が来たときに困る(資産が目減りするのに、生活費は円のまま)。

だから答えは 「極端にしない」

💡 わたしなりの結論
守りのお金(生活防衛資金)は、円の現金でOK。すぐ使える安心が役割
増やすお金は、円預金だけに偏らせない。日本株(円)+オルカン/S&P500/BND(ドル)で分散
でも全部ドルにもしない。生活が円である以上、円資産も必要
・要するに、「円預金100%」でも「ドル100%」でもなく、その間でバランスを取る

6. まとめ。「リスクを取らない」もリスク

今回の整理で、自分の中でもスッキリした。

円安が止まらないなかで「わたしの資産、円だけで大丈夫?」という不安に対する答えは、こうだ。

  • 「円か外貨か」の前に、「現金か投資か」の軸で見る のが大事
  • 同じ円でも、①円預金はインフレに弱く、③日本株はインフレにある程度強い
  • いちばん偏っているのは 「円預金だけ」。インフレにも円安にも無防備
  • だから、増やすお金は円(日本株)とドル(オルカン・S&P500・BND)の両輪 にする
  • ただし 生活防衛資金は円の現金でOK。守りのお金に増やす役割は求めない
  • 全部ドルにするのも極端。生活が円なので、円資産も当然必要

「投資は怖いから、全部円預金で安全に」という考えは、一見堅実に見えて、実は インフレと円安のリスクを丸ごと引き受けている「リスクを取らないこと」も、ひとつのリスク なんだなと、改めて思った。

もちろん、何が正解かは人それぞれ。年齢・家族構成・収入の安定度で、ちょうどいいバランスは変わる。でも少なくとも、「円預金だけ」に全部置いておくのは、思っているほど"安全"ではない。これは知っておいて損はないと思う。

ごまもち
🐾 ごまもち
ぜんぶおなじカゴに入れないんだね🐾
あずき
あずき
そう、卵を1つのカゴに盛るな、ってやつだね。お金も同じだよ。
⚠ 免責事項 この記事はあずき個人の見解・体験のシェアです。特定の銘柄・金融商品への投資を推奨・勧誘するものではありません。投資は価格が変動し、元本を割り込む可能性があります。為替・物価の見通しも将来を保証するものではありません。必ずご自身の判断と責任で行ってください。

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