高配当株とインデックス、どちらを選ぶか——「今」と「未来」で目的を分けて両方持つ
「高配当株とインデックス、どっちがいいの?」とよく聞かれる。わたしの答えは「両方」だけれど、そこに至るまでの経緯と理由を正直に書いてみる。
わたしの投資遍歴——テーマ投資からS&P500へ
投資を始めたころ、最初に手を出したのはテーマ投資だった。次にロボアドバイザーを試して、そこから本格的にS&P500のインデックス投資へ移っていった。
テーマ投資やロボアドは「とりあえず始めてみる」入口としてはよかったと思う。でも長く続けるほどシンプルなS&P500の方が合っていると感じるようになっていった。
インデックス投資を続けていると、資産は確実に積み上がっていく。それは嬉しいことで、最初は資産が増えるだけでワクワクしていた。でもだんだん「増えてはいるけど、生活がよくなってる実感がない」と感じるようになった。
高配当株を始めたきっかけ——ライオンさんの動画
そんなときにライオンさんが日本高配当株の魅力について話しているのを見た。
「配当金は全部使えばいい」
その言葉がすごく刺さった。インデックス投資で増えた資産を取り崩すのは心理的なハードルが高い。でも配当金は「自由に使って良いお金」として入ってくるから、精神的な負担なく使いやすい。
今の生活を少し豊かにしながら、未来の資産も育てる。その両方ができると気づいたのが、高配当株を始めたきっかけだった。
意外な気づき——社会とのアンテナが増える
インデックス投資をしていると、なかなか気づきにくいことがある。
個別株を持つと、その会社が日々のニュースに出てきたとき「あ、持ってる会社だ」とアンテナが立つ。街で製品やサービスを見かけたとき、少し自分ごとに感じる。社会と関わる接点が増える感覚があって、それが思いのほか楽しい。
それ以来、オフィスや打ち合わせ先でオカムラの椅子を見かけると「あ、うちの会社だ」みたいな気持ちになる。これまでまったく気にしていなかったことが、少し自分に関係あることのように感じられて面白い。投資って、こういう楽しみ方もあるんだと気づいた。
わたしの現在のポートフォリオ
参考までに、現在の資産構成はざっくりこんな感じ。詳しくはサイドFIREページにも載せている。
インデックスがメインで、高配当株は「今を充実させる」ための柱として育てている途中。BNDは守りの資産として少し持っている。
どちらから始めればいいか——迷っている人へ
どちらが正解というわけではない。自分の性格や生活スタイルに合った方法を見つけることが一番大事だと思う。
- 投資の入口はテーマ投資・ロボアドで、その後S&P500インデックスへ。高配当株はライオンさんの動画がきっかけ
- インデックスだけだと資産は増えるが生活がよくなる実感が薄い。増えた資産を取り崩して使うのは心理的に難しい
- 配当金は「使っていいお金」として入ってくるので精神的に使いやすい。今の生活を充実させながら投資を続けられる
- 個別株を持つと社会とのアンテナが増える。オカムラの株を持って以来、街でオカムラの椅子を見つけるのが楽しくなった
- 迷っている人はまずオルカン・S&P500を少額から。高配当株はSBI証券の単元未満株なら1株から試せる
- インデックスは未来のための資産形成、高配当株は今を充実させるお金。目的を分けることで両方無理なく続けられる




