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S&P500の中身を測ったら+15.4ポイント。でも稼いでいたのは7社で、残りの440社は高配当ETFと同じだった
投資2026-09-15📖 約19分で読めます

S&P500の中身を測ったら+15.4ポイント。でも稼いでいたのは7社で、残りの440社は高配当ETFと同じだった

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📚 SERIESETFの中身を測る(全4回)
  1. 1. HDVは、資本コストを超える会社を先に選ぶETFだった。中身を測ったら+8.3ポイント。でも5番目のファイザーは割れていた
  2. 2. SCHDの中身を測ったら+9.3ポイント、HDVより上だった。でも6割は同じ会社で、差をつけたのは「持っていない業種」だった
  3. 3. HDVもSCHDも、VYMの中にいた。604社の中身を測ったら、3本の違いは「どれだけ絞るか」だけだった
  4. 4. S&P500の中身を測ったら+15.4ポイント。でも稼いでいたのは7社で、残りの440社は高配当ETFと同じだった
ごまもち
🐾 ごまもち
よんほんめは、あずきが もってるやつ?🐾
あずき
あずき
そう。8年持っているS&P500。高配当の縛りを外すと、中身がどう見えるかを測るの。

ETFの中身を測るシリーズの4本目、最終回。1本目はHDV、2本目はSCHD、3本目はVYM。3本とも米国の高配当ETFで、わたしは1本も持っていない。今回のS&P500は違う。2018年に投資を始めたときに選んだ、わたしのいちばん大きな持ち物だ。積立は2024年にオルカン(全世界の株の投資信託)へ切り替えたので、いまは持っているだけ。それでも8月末のインデックス投信3,934万円の大半は、これだ。

S&P500そのものは会社のリスト(指数)なので、測ったのは、それに連動するETFのIVV(iシェアーズ・コアS&P500)の中身。504社を持ち、純資産は8,226億ドル(9月14日時点)、経費率は0.03%。前の3本と同じく、1社ずつROIC(投じたお金で年に何%稼ぐか)を出し、WACC(株主と債権者が求める見返り、資本コスト)を引く。

結論から言うと、プラス15.4ポイント。HDVの+8.3、SCHDの+9.3、VYMの+6.5をはるかに超えていた。高配当の縛りを外すと、稼ぐ力はここまで上がる。

でも、それで終わる話ではなかった。上位の7社(株が2種類ある会社があるので、銘柄では8つ)を外して残りの440社だけで測ると、プラス6.3ポイント。高配当3本と同じ水準に落ちる。資本コストを割っている会社も23.0%あって、VYMの22.6%と同じだった。S&P500の稼ぐ力は、7社が作っていた。順番に見ていく。


1. 測り方は同じ。測れないのは銀行と保険の8.9%

測り方はシリーズで統一している。詳しくはHDVの記事の1章に書いたので、今回の値だけ。

📐 ETFの中身の測り方(シリーズ共通)
構成銘柄iSharesが公表しているIVVの保有一覧(2026年8月20日時点)から、504社と組み入れ比率を取る。HDV・SCHDと同じ日付
ROIC1社ずつ、営業利益×(1−実効税率)÷投下資本を直近3年の平均で。単年は一時要因でひっくり返るから
WACCS&P500は市場そのものなので、市場との連動度(β)は1.00。米10年国債4.74%、市場の上乗せ5.5%で組んで9.6%。ROICがこれを超えるかどうかの境目を、この記事では「線」と呼ぶ。HDV 6.7%、SCHD 7.6%、VYM 8.1%より高く、4本でいちばん高い線になる
測れないもの銀行・保険はROICという物差しが合わないので除く。今回は56社・8.9%。JPモルガン(1.4%)、バークシャー・ハサウェイ(1.4%)、バンク・オブ・アメリカ、ゴールドマン・サックスなど。残りの448社・90.9%で測る
決算数値はYahoo Financeの財務データ(各社の直近3期・おおむね2023〜2025年度)、構成銘柄はiSharesの公表データ、国債利回りは2026年8月21日の米10年債。ROIC・WACCの出し方には流儀があり、ここでの計算は簡便法です。ビザやマスターカードのように、金融に分類されていても投下資本が取れる会社は測っています

測れた割合は91%で、VYMの79%より広い。S&P500は金融が12.2%あるが、そのほとんどが銀行と保険で、この物差しの外にある。この記事の数字は、S&P500の9割について言えることだと思って読んでほしい。


2. S&P500の選び方にも、「稼ぐ力」の条件はない

高配当3本の選び方は、それぞれ違った。HDVは「堀」(資本コストを超え続ける見込み)で絞り、SCHDは財務の4つの指標で点数をつけ、VYMは配当利回り順に上位半分をそのまま持つ。ではS&P500は、500社をどう選んでいるのか。

🔍 S&P500が500社を選ぶ条件(主なもの)
時価総額(株価×株数。会社の値段)が大きいこと。大きい順に500社の入れ物
上場から12か月以上たっていて、株がよく売り買いされていること
直近の四半期が黒字で、直近4四半期の合計も黒字であること(正式な会計基準で)
組み入れ比率は時価総額で。入れ替えは指数を作る会社の委員会が随時決める
S&Pダウ・ジョーンズ・インデックスの採用基準の要点。スペースXの記事で書いた、2026年6月に「変えない」と決まった現行ルール。配当の条件はない

黒字の条件はある。でも「黒字かどうか」と「資本コストを超えて稼いでいるか」は別の話で、ROICの条件はない。配当の条件もない。つまりS&P500は、大きくて、黒字で、よく取引される会社を、大きい順にそのまま持つ入れ物だ。

ちょうど、9月21日に3社が入れ替わる。入る3社と出る3社を、同じ物差しで測っておく。

🔁 9月21日に入る3社・出る3社のROIC(3年平均)
会社
ROIC
入る
ブルーム・エナジー(燃料電池)
−1.4%
入る
イルミナ(遺伝子解析)
5.8%
入る
エバーピュア(データ保存)
5.4%
出る
トレードデスク(ネット広告)
11.3%
出る
ビルダーズ・ファーストソース(住宅建材)
14.6%
出る
モルソン・クアーズ(ビール)
7.3%
※表は横にスクロールできます
資本コストの線は9.6%。入る3社は3社とも線の下、出る3社のうち2社は線の上。入れ替えの中身は9月6日の記事

出ていく3社は、株価が下がって時価総額が小さくなった会社だ(トレードデスクは1年で株価が8割減った)。小さくなれば出ていき、大きくなれば入ってくる。S&P500が見ているのは大きさで、稼ぐ力ではない。この表が、その実例だ。


3. 測ったら+15.4ポイント。3本をはるかに超えた

448社を1社ずつ測って、組み入れ比率で加重した。比率で並べたときの真ん中の会社の値(中央値)も添える。4本を並べる。

⚖️ 4本の中身を、日米平均と並べる
ROIC
WACC
S&P500(加重平均)
25.0%
9.6%
+15.4pt
S&P500(中央値)
17.3%
9.6%
+7.7pt
SCHD(加重平均)
16.8%
7.6%
+9.3pt
HDV(加重平均)
15.1%
6.7%
+8.3pt
VYM(加重平均)
14.6%
8.1%
+6.5pt
米国の主要企業の平均
12.5%
7.3%
+5.3pt
日本の主要企業の平均
6.37%
6.41%
−0.04pt
※表は横にスクロールできます
日米の平均は経産省「成長投資ガイダンス データ集」(2020〜2024年平均)。4本は直近3期の平均で、WACCはそれぞれのβから。期間と方法が違うので、目安として並べています。差は丸める前の値で計算しているので、表の引き算とは0.1ポイントずれることがあります

加重平均はROIC 25.0%。WACCの9.6%を引くと、差は15.4ポイント。資本コストの線が4本でいちばん高いのに、差がいちばん大きい。高配当3本が+6〜9で並んでいたところに、1本だけ飛び抜けた数字が来た。

ただ、加重平均25.0%と中央値17.3%の開きが大きい。3本ではいちばん開いたHDVでも4ポイントだったのが、ここでは8ポイント近い。加重平均は、大きく持っている会社の値に引っ張られる。開きが大きいということは、大きく持っている会社ほど、飛び抜けて稼いでいるということだ。5章で、そこを分けてみる。

上位10社を並べておく。

🏢 S&P500の上位10社と、そのROIC(3年平均)
銘柄
比率
ROIC
エヌビディア
8.0%
68.7%
アップル
6.9%
59.6%
マイクロソフト
5.4%
26.9%
アマゾン
3.9%
13.6%
アルファベット(グーグル)A株
3.0%
25.1%
ブロードコム
2.6%
13.1%
アルファベット C株
2.4%
25.1%
メタ(フェイスブック)
1.8%
24.0%
マイクロン・テクノロジー
1.7%
2.9%
イーライリリー
1.5%
30.3%
※表は横にスクロールできます
比率はiShares公表の2026年8月20日時点。上位10社で37.3%。アルファベットは議決権の違う2種類の株が別々に入っている。WACC 9.6%を下回るのは、マイクロンだけ

上位10社で37.3%。HDVの52.1%ほど濃くはないが、VYMの26.1%よりずっと濃い。そしてエヌビディアが68.7%、アップルが59.6%。3本では見なかった数字だ。高配当ETFの上位に並んでいたのは、エクソンモービル10.0%、ブロードコム13.1%、ジョンソン・エンド・ジョンソン17.4%。同じ「上位10社」でも、稼ぐ力の桁が違う。


4. 割れているのは23.0%。VYMと同じ

3年平均のROICがWACCの9.6%に届かないのは195社。組み入れ比率で20.9%、測れた分に対して23.0%。VYMの22.6%とほぼ同じで、HDVの14.7%、SCHDの7.6%より多い。

社数で数えると、もっと多い。448社のうち195社、44%が線の下だ。比率だと23%で済むのは、割れている会社が小さいから。ここにも「大きい会社ほど稼いでいる」が出ている。

📉 資本コストを割っている会社(S&P500全体の20.9%)の中身(左の数字は組み入れ比率)
IT 6.0%マイクロン(比率1.7%・ROIC 2.9%)、AMD(1.2%・2.7%)、インテル(0.7%・−0.8%)、マーベル、クラウドストライク(0.3%・−2.8%)など23社。半導体は好況と不況の波が大きく、3年のうちに不況の年が入ると平均が沈む。マイクロンの直近1年は13.2%
資本財 2.6%RTX(0.4%・5.2%)、GEベルノバ、ボーイング(0.3%・−9.6%)など24社。ボーイングは直近1年も−7.8%
ヘルスケア 2.4%サーモフィッシャー(0.4%・8.4%)、アボット(0.3%・9.5%)など26社。線に少し届かない会社が多い
公益・不動産 3.5%公益は31社中29社、不動産は30社中27社が線の下。ほぼ全員。料金規制と、借金で建物を持つ商売の宿命
その他 6.4%テスラ(1.5%・7.0%)、シェブロン(0.6%・7.2%)、ベライゾン、AT&T、ディズニー、セールスフォースなど
S&P500は資本コストの線が9.6%と高いので、線の高さも割れを増やしている。VYMと同じ8.1%で切ると割れは18.8%、HDVと同じ6.7%なら14.5%(いずれも測れた分に対して)。線をそろえるとVYMより少なく、HDVと同じくらい

顔ぶれが、高配当3本とは違う。3本の割れは公益とエネルギーが主役だった。S&P500の割れの主役はITで、マイクロン、AMD、インテルの半導体3社だけで3.5%ある。マイクロンは、JTで学んだ「単年で判断しない」が逆向きに効いている会社で、単年で見れば線の上にいる。

テスラも線の下にいる。時価総額は上位10社のすぐ下なのに、ROICは7.0%。稼ぐ力より先に値段が大きくなった会社も、この入れ物には入る。


5. 7社を外したら、高配当ETFと同じだった

ごまもち
🐾 ごまもち
7しゃだけで、そんなに ちがうの?🐾
あずき
あずき
違うの。だから7社を外して、残りだけで測ってみるね。

3章の「加重平均と中央値の開き」を、ここで分ける。S&P500の顔として名前が挙がる7社、エヌビディア・アップル・マイクロソフト・アマゾン・アルファベット・メタ・テスラ(「マグニフィセント・セブン」と呼ばれる。アルファベットは株が2種類あるので銘柄では8つ)を外して、残りの440社だけで測った。

✂️ S&P500を「7社」と「残り440社」に分ける
比率
ROIC
割れ
7社
33.0%
41.0%
+31.4pt
4.5%
残り440社
58.0%
15.9%
+6.3pt
33.5%
S&P500全体
90.9%
25.0%
+15.4pt
23.0%
(参考)VYM
14.6%
+6.5pt
22.6%
※表は横にスクロールできます
比率はS&P500全体に対する値(測れた分)。ROICは組み入れ比率で加重した3年平均、差はWACC 9.6%との差、割れはそれぞれのなかで9.6%を下回る比率。7社のうち割れているのはテスラだけ。VYMの割れはVYMの線8.1%に対する値

7社だけで、S&P500の3分の1。その7社のROICは41.0%。残りの440社は15.9%。資本コストを引くと+6.3ポイント。VYMの+6.5ポイントと同じだ。割れは33.5%で、VYMより多い。

つまり、S&P500の+15.4ポイントは、7社が押し上げた数字だった。7社を除いた「ふつうの大企業440社」の稼ぐ力は、高配当ETFの中身と変わらない。

高配当3本に入っている会社と、入っていない会社でも分けてみた。

高配当3本のどれかに入っている会社は、S&P500の28.7%。そのROICは14.6%で、VYM全体の14.6%とぴったり同じ。割れは28.5%。どれにも入っていない側は29.8%で、倍以上ある。エヌビディアもアマゾンもメタも、配当が少ないか無配なので、高配当ETFには入れない。3本が持てないのは、稼ぐ力がいちばん高い側だった。

セクターで見ると、ITが比率37.1%で、そのROICが36.5%。VYMではITは比率15.6%、ROIC 16.6%だった。S&P500の中身の4割近くが、稼ぐ力の桁が違う業種で埋まっている。VYMで稼ぐ力が高かった一般消費財と生活必需品は、S&P500では合わせて14%しかなく、その2つよりITのほうがはるかに高い。高配当3本で見えていた「稼ぐ業種」の地図が、S&P500では書き換わる。


6. 4本を測り終えて、どう見えたか

同じ物差しで4本を測り終えた。並べる。

📋 4本の答え
社数
割れ
選び方
HDV
75
+8.3
14.7%
「堀」で絞って利回り順
SCHD
99
+9.3
7.6%
10年連続配当と4つの指標の点数
VYM
604
+6.5
22.6%
利回り上位半分をそのまま全部
S&P500
504
+15.4
23.0%
大きくて黒字の会社を大きい順に。配当の条件なし
※表は横にスクロールできます
差は加重平均ROIC−WACC(ポイント)、割れは各ETFの線を下回る比率(測れた分に対して)。WACCの線はHDV 6.7%、SCHD 7.6%、VYM 8.1%、S&P500 9.6%

4本を測って、わたしのなかで残ったことを3つ。

💡 4本を測って残ったこと
① 高配当という縛りの値段が、見えた。3本が持てないのは、エヌビディアやアマゾンのような、配当を払わずに稼ぐ側。S&P500の+15.4と高配当3本の+6〜9の差は、ほぼそこから来ている
② S&P500は、選んでいるのではなく、結果を映している。稼いだ会社の株が上がって大きくなり、大きくなった会社の重みが増える。時価総額で比率を決めるとは、そういうことだ
③ 7社を外せば、どの入れ物も似ている。残り440社は+6.3で、VYMと同じ。ふつうの大企業の稼ぐ力は、配当を払っていてもいなくても、資本コストを6ポイントほど超えたところに集まる

S&P500の+15.4ポイントは、良い会社を選んでいるからではなく、7社が稼いで、その7社を大きく持つ形になっているからだ。

ごまもち
🐾 ごまもち
で、あずきは どうするの?🐾
あずき
あずき
何もしない。持っているまま。中身の形が分かっただけ。

わたしはS&P500を売らない。積立を2024年にオルカンへ切り替えた理由は、稼ぐ力とは別の話だ。オルカンの6割はアメリカの株なので、S&P500の7社はオルカンの中でも大きい。そして高配当は日本株で119銘柄を自分で組んでいる。

目隠しをした猿が新聞の株式欄にダーツを投げて選んだ株でも、
専門家が念入りに選んだものと同じくらいの成績になる
A blindfolded monkey throwing darts at a newspaper's financial pages could select a portfolio that would do just as well as one carefully selected by the experts.
バートン・マルキール『ウォール街のランダム・ウォーカー』(原著1973年)

プリンストン大学の経済学者マルキールが、50年以上前に書いた一節だ。専門家が選んでも、猿が選んでも、長い目で見れば市場の平均と変わらない。だから平均そのものを持てばいい。この本の3年後の1976年に、ボーグル(バンガードの創業者)が最初のインデックスファンドを作った。

4本を測ったあとで読み返すと、S&P500の重さを決めているのは、専門家でも猿でもなく、値段だ。稼いだ会社が勝手に大きくなっていく仕組みを、そのまま持つ。7社が稼げば7社が重くなり、次の7社が稼げば、重さが移る。「平均そのものを持てばいい」の平均とは、この形のことだと思う。

今回測ったのは、中身の会社に稼ぐ力があるかどうか、それだけだ。いまの値段で買って得かどうかは、この物差しでは分からない。それはS&P500だけでなく、HDVもSCHDもVYMも同じで、このシリーズでは一度も測っていない。


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2018年からのS&P500の投信も、2024年からのオルカンの積立も、日本の高配当株119銘柄も、SBI証券の口座です。この記事の構成銘柄と比率はiSharesが公表しているもので、特別な情報は使っていません。8年使っているメイン口座です。

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まとめ

🐾 この記事のまとめ
  • S&P500(測れた448社・91%)は+15.4ポイント(25.0%−9.6%)。HDV+8.3、SCHD+9.3、VYM+6.5をはるかに超えた
  • 選び方は大きさと黒字で、稼ぐ力の条件も配当の条件もない。9月21日に入る3社は3社とも資本コストの線の下
  • 割れは23.0%でVYMと同じ。社数では44%。主役は公益ではなくIT(マイクロン・AMD・インテル)
  • 7社(エヌビディアなど)が33%を占めてROIC41.0%。残り440社は+6.3ポイントで、VYMと同じ
  • 高配当3本が持てないのは、配当を払わずに稼ぐ側。それが3本とS&P500の差の正体
  • S&P500は選んでいるのではなく、稼いだ結果を映している。わたしは持ったまま何もしない。値段は見ていない

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📚 参考にした情報源 ・構成銘柄と比率:iShares「IVV 保有銘柄」(2026年8月20日時点、504社)。純資産8,226億ドル(9月14日時点)・経費率0.03%・504社はiSharesのIVVのページ
・各社のROIC:Yahoo Financeの財務データ(営業利益・税引前利益・法人税・投下資本・有利子負債の年次、直近3期)からわたしが計算。前の3本と同じ式。前の3本で取っていなかった141社ぶんは2026年9月15日に取得
・WACC:β1.00(S&P500は市場そのもの)、米10年債4.738%(2026年8月21日)、市場の上乗せ5.5%、負債コスト税引前5%、負債の重み10.3%で9.59%。前の3本と同じ前提
・S&P500の採用基準(上場12か月・直近四半期と4四半期合計の黒字・時価総額加重):スペースXの記事でまとめたS&Pダウ・ジョーンズ・インデックスの現行ルール。9月21日の入れ替え6社は9月6日の記事
・日米の平均ROIC・WACC:経済産業省「成長投資ガイダンス データ集」(2020〜2024年平均)。HDV・SCHD・VYMの数字はそれぞれの記事から
・7社(マグニフィセント・セブン):エヌビディア、アップル、マイクロソフト、アマゾン、アルファベット(A株・C株)、メタ、テスラの8銘柄。高配当3本との重なりは各社の公表データ(VYMは7月31日、HDV・SCHDは8月20日時点)で突き合わせた
・わたしの持ち物:8月の月次レポート(インデックス投信3,934万円)、オルカンとS&P500の記事(2018年から積立、2024年にオルカンへ)
・マルキールの言葉:Burton G. Malkiel, "A Random Walk Down Wall Street" (W. W. Norton, 1973)。邦訳『ウォール街のランダム・ウォーカー』(日本経済新聞出版)。訳はわたし。最初のインデックスファンド(バンガード、1976年)についてはWealthTrackのマルキールのインタビューほか
⚠ 免責事項 この記事はあずき個人の学習記録であり、特定のETF・投資信託・銘柄への投資を推奨・勧誘するものではありません。構成銘柄と比率はiShares公表データ(2026年8月20日時点)、各社の決算数値はYahoo Financeの財務データ(2023〜2025年度)、日米平均は経済産業省「成長投資ガイダンス データ集」、国債利回りは2026年8月21日の米10年債、純資産・経費率は2026年9月14日時点の公表値によります。ROIC・WACCの算出は簡便法で、前提(β・リスクプレミアム・負債コスト)の置き方で結果は変わります。銀行・保険はROICの性質上、計算から除いています。HDV・SCHD・VYMとの比較は取得日が異なり、各ETFの中身は入れ替えで変わります。過去の実績は将来の成果を保証しません。米国株・米国ETFは為替変動の影響を受けます。投資の最終判断はご自身の責任で行ってください。
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