#ETF
10 件の記事
- 2026.09.05HDVもSCHDも、VYMの中にいた。604社の中身を測ったら、3本の違いは「どれだけ絞るか」だけだったETFの中身を測るシリーズの3本目はVYM。604社を持つ、米国高配当ETFのいちばん大きなかごです。ROIC−WACCで測ると+6.5ポイントで、HDVの+8.3、SCHDの+9.3より下。資本コストを割っている会社も22.6%と3本で最大でした。ただ銘柄を突き合わせると、HDVの99.5%、SCHDの98.6%がVYMの中に入っていました。HDVもSCHDも、VYMという大きなかごから選び出したチームだった、という話です。「絞らない」と何が起きるか、選び方の違い、日本からどう持てるかまで。
- 2026.09.05話題の「オルカン高配当」、わたしは買わない。でも、この商品にしかないものがあった9月30日に「オルカン高配当」が設定されます。オルカンで高配当なら増やすのと受け取るのを1本でできるのでは、なんか儲かりそう、オルカンって付いてるし安心。そう思った人もいるはずです。わたしも気になって中身を調べました。結論から言うと、わたしは買いません。ただ、調べてみたら「高配当」の意味がわたしの思っていたものと違っていて、利回り3.24%はわたしの日本の高配当株119銘柄より低く、米国の高配当ETFの定番HDVやSPYDにも届きません。代わりに、この商品にしかないものが1つありました。定番の高配当ETF4本と、日本版SCHD2本と、同じ物差しで並べます。
- 2026.09.02SCHDの中身を測ったら+9.3ポイント、HDVより上だった。でも6割は同じ会社で、差をつけたのは「持っていない業種」だったETFの中身を測るシリーズの2本目はSCHD。日本でも2024年秋から投信で買えるようになった米国の高配当ETFです。約100社をROIC−WACCで測ると、加重平均のROICは16.8%、資本コストを9.3ポイント上回り、HDVの+8.3ポイントより上でした。資本コスト割れも7.6%とHDVの半分。ただ調べてみると、中身の6割はHDVと同じ会社で、差をつけていたのはSCHDが「持っていない業種」のほうでした。選び方の違い、フォードが割れている理由、日本からどう持てるかまで。
- 2026.08.23HDVは、資本コストを超える会社を先に選ぶETFだった。中身を測ったら+8.3ポイント。でも5番目のファイザーは割れていた好きなのに買えていない米国高配当ETF、HDV。その中身75社をROIC−WACCで測ってみました。加重平均のROICは15.1%、資本コストを8.3ポイント上回っていて、日本の主要企業の平均(−0.04ポイント)とは別世界でした。調べてわかったのは、HDVの銘柄の選び方そのものが「資本コストを超える見込みの会社」を先にふるいにかける設計だったこと。ただし中身の15%は直近3年の実績では資本コストを割っていて、その筆頭が組み入れ5位のファイザーでした。ETFの中身を測るシリーズの1本目です。
- 2026.08.12好きなのに買えていないHDV。15年ぶん答え合わせをしたら、勝ち負けの話ではなかったHDVは好きな米国高配当ETFです。でも株価が上がって利回りが2.73%まで下がり、そこに円安も重なって、いまも買えていません。代わりに日本の高配当株を買ってきました。それでよかったのか15年ぶん計算したら、VYMとはほぼ互角、HDVとは2.2ポイント差でした。順位は期間によって入れ替わります。最後に残ったのは相場ではなく、配当がまるごと手元に残るかどうかという差でした。
- 2026.08.03SCHDが7年ぶりに減配した。ずっと気になっているのに、わたしがまだ買えていない理由配当も値上がりも狙える米国ETFとして人気のSCHD。楽天SCHD・SBI・SCHDとして投資信託でも買えるようになり、日本でも一気に広まりました。7年で分配金が2倍以上に育った実績を持つこのETFが、2026年に初めて減配しています。何が起きたのか、そしてわたしがずっと気になりながらまだ買っていない理由(円安です)を、日米協調介入で為替が動いたいまのタイミングで書きます。
- 2026.07.20HDVとは?米国高配当ETFの中身・利回り・VYMとの違いをわかりやすく解説HDVとは、ブラックロックが運用する米国の高配当株ETF。財務の健康診断に合格した約75銘柄だけを厳選し、経費率0.08%・利回り約3%。中身はエネルギー・ヘルスケア・生活必需品という「地味だけどタフな会社たち」です。VYM・SPYDとの違い、2026年6月からNISAで買えなくなった経緯、どんな人に向くかまで、保有していないわたしが「調べてみた」の立ち位置でわかりやすく解説します。
- 2026.06.21高配当ETF「HDV」が毎月分配に。その理由を調べてみたわたしの好きな高配当ETF「HDV」が2026年6月から毎月分配に変わった。毎月もらえて一見うれしいニュースだけど、日本の投資家には落とし穴が。新NISAの成長投資枠から外れてしまったのだ。なぜ毎月分配はNISAで除外なのか(タコ足分配の話)、HDVが毎月分配を選んだ理由、そして実はBNDも同じ理由で対象外という話まで、あずきの目線で整理してみた。
- 2026.06.10世界最大級ETF『QQQ』が東証上場。でもわたしは買わない理由運用資産65兆円超・世界最大級のETF『インベスコQQQ』が東証に上場。円建てで買えるようになって人気は出そうだけど、わたしは買わない。S&P500との10年比較、コスト、分配金、そして『初心者ほど手を出す理由がない』と思う理由を正直に書きます。
- 2026.05.13BNDを買い増ししている理由。「守り」というより「気休め」、それでも持ち続けている債券ETFわたしのポートフォリオで1割を切る米国総合債券ETFのBND。2019年に守り目的で買い始めて、いまは配当ドルで地味に買い増し中。AGG・LQD・HYGとの比較、為替を「リスク」ではなく「分散」と捉える理由まで、正直に書きます。