束の間の6,000万円。運んできたのも相場、持ち去ったのも相場でした【2026年9月】
2026年9月の資産記録。総資産は5,957万円、前月比−110万円(1.8%減)で、8月に初めて乗った6,000万円台を1か月で割った。
8月の記録には「6,000万円という数字も、為替しだいで簡単に5,900万円台へ戻る」と書いている。そのとおりの1か月だった。
9月は、ブログに記事を41本書いた月でもある。円高も利上げも、書いた仕組みのとおりに、自分の口座が動いていた。今月は、減った110万円の中身を、9月に書いた記事と並べて見ていく。
1. 2026年9月の数字
内訳を円グラフにすると、こんなバランスになる。
月次の記録は、3月末から数えて7回目になった。総資産はこの間に5,484万円から+473万円(+8.6%)。8月末からは縮んだけれど、半年で見れば増えている。
2. 減った110万円は、どこから
−110万円の中身を、資産ごとに分けてみる。
円高と、世界の株の小さな下げ。積立分も含む−73万円
値下がり。新規2銘柄と買い増しを含む−32万円
アメリカの金利上昇と円高−16万円
お遊び枠は、今月も上に振れた+11万円
いちばん大きいのは、インデックスの−73万円だ。オルカンやS&P500は円で買っているけれど、中身のほとんどは外国の株で、値段はおもにドルで決まる。円高になると、同じドルの価値を円に直したときの数字が小さくなる。9月9日に円高で資産が減った記事を書いたとき、わたしのドルの資産(インデックスとBND・外国株)は「1ドルが1円動くと約27万円」と数えた。8月末の1ドル159円75銭から、10月2日は157円61銭。1ドルを買うのに必要な円が減ったので、円の値打ちが上がった、つまり円高だ。2円14銭の円高で、ドルの資産全体はおよそ57万円縮んだ計算になる(正確には1円あたり約26.6万円で数えている)。そこに、世界の株のわずかな下げが重なった。
日本の高配当株は−32万円。日経平均は8月末から3%ほど上がっている(その大半は10月1日と2日の上げ)のに、わたしの持ち株は下がっている。考えられる理由は2つある。9月に日経平均を押し上げたのが、おもにAIや半導体の株だったこと。わたしの高配当株には、そうした会社はほとんど入っていない。もう1つは、9月末が、3月決算の会社の中間配当の権利が決まる時期だったこと。権利がつく最終日を過ぎると、配当のぶんだけ株価が下がりやすい。
BND・外国株の−16万円は、アメリカの利上げの記事で書いたとおりだ。金利が上がると、すでに持っている債券の値段は下がる。BNDはドルで見て3%ほど値下がりし、そこに円高も重なった。
8月は、増えた236万円の大半を相場が運んできた。9月は、その一部を相場が持ち去った。わたしは、どちらの月も売らずに積み立てて、少し買い足しただけだ。
3. 9月に書いた記事と、わたしの口座
9月に書いた記事と、自分の口座で起きたことを並べてみる。
並べてみると、9月の減り方の大きな部分は、記事に書いた仕組みで説明がつく。最後の行は、日経平均の10年を数えた記事で、減った月にどうするかを先に書いておいたものだ。
4. わたしが9月にしたこと
やったことは4つ。
- オルカンの自動積立: いつもどおり、同じ日に同じ額
- iDeCoの積立を再開: 9月から、S&P500に月5,000円。iDeCoの残高は、円高などで8月末の272万円から267万円になった
- 日本の高配当株に、新規2銘柄: どちらも単元未満株(1株から買える仕組み)で、5株ずつ。名前は控えておく
- 高配当株の買い増し: 6銘柄を、少しずつ。これで日本の高配当株は121銘柄になった
ほかにもう1つ、わたしが何もしなくても起きたことがある。10月1日に、持ち株のうち4銘柄が株式分割をした。そのうちの1つは、高配当株の記事でも書いた東京海上で、1株が15株になった。分割は、ピザを細かく切り分けるようなもので、持っている価値そのものは変わらない。
配当利回りは4.81%から4.80%へ、ほんの少しだけ下がった。先月と同じで、買い増すと平均の利回りは薄まる。だから利回りの小数点より、配当の額が積み上がっているかを見ている。
5. 配当は50.3万円。目標の41.9%まで来た
年間配当(税引後・見込み)は502,797円になった。月10万円・年120万円の目標に対して、達成率41.9%。これまでの記録を並べる。
月次の記録を始めてから、総資産の列が前の月より減ったのは、今月が初めてだ。いっぽう年間配当の列は、47.0万から50.3万へ、今月も減らずに積み上がった。初めて50万円台に乗っている。総資産の列は相場が決め、配当の列はおもにわたしが買い増した分で動く。今月は、その違いがいちばんはっきり出た。
6. 121銘柄になった持ち株の、月に一度の点検
月に一度の点検も、いつもどおりやった。日本の高配当株121銘柄はこうなっている。
ディフェンシブの割合は、8月末の26.2%から26.8%へ、少しだけ増えた。今月買った8銘柄(新規2・買い増し6)のうち6銘柄が、景気に左右されにくい業種だったことが効いている。それでも景気敏感への偏りは大きいままなので、点検で見えた足りない側を、少しずつ買い足していく。点検のやり方はこの記事に書いたとおりで、変えていない。
7. 10月に向けて
やることは変わらない。オルカンとiDeCoを自動で積み、高配当株は割安なときだけ買い足す。10月1日から、わたしの銀行の普通預金も0.5%になった。
8月には「相場が運んでくれた6,000万円は、相場が持ち帰ることもある」と書いている。9月は、その最初の月だった。また6,000万円に戻る月も、もっと減る月も来るはずだ。どちらの月も、記録だけ続けていく。
NISAのつみたて投資枠のオルカンも、iDeCoのS&P500も、成長投資枠の日本の高配当株も、単元未満株の小さな買い増しも、SBI証券なら同じ証券会社でできます。今月の新入り2銘柄も単元未満株で買いました。わたしが2019年から使っているメイン口座です。
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- 2026年9月末の総資産は5,957万円(前月比−110万円)。8月に乗った6,000万円台を1か月で割った
- いちばん大きいのはインデックスの−73万円。2円14銭の円高で、ドルの資産全体がおよそ57万円縮んだ
- 日本の高配当株は−32万円。AI・半導体株はほとんど持っておらず、9月末の中間配当のぶんの値下がりも重なったとみられる
- BNDはアメリカの金利上昇で値下がり。円高も金利も、9月に書いた記事の仕組みどおりに口座が動いた
- 新規2銘柄と6銘柄の買い増しで、高配当株は121銘柄。東京海上など4銘柄は10月1日に株式分割
- 年間配当(税引後)は502,797円で目標の41.9%。総資産の列は初めて減ったが、配当の列は今月も減っていない
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