資産5,809万円、ほぼ横ばい。上がる月も下がる月も、やることは同じ【2026年6月】
先月(5月)は月+246万円と、よく伸びた1ヶ月だった。でも、毎月そんなふうに増え続けるわけじゃない。上がる月もあれば、横ばいの月も、下がる月もある。長く続けていれば、それが当たり前だ。
2026年6月末の総資産は 約5,809万円。前月からは +3万円で、ほぼ横ばいだった。株のほうは伸びたけれど、ビットコインが下げて、ちょうど相殺した格好だ。それでも、わたしのやることは何も変わらない。上がっても下がっても、淡々と積み立てて、持ち続けるだけ。今日はそんな静かな1ヶ月を、数字で振り返る。
最新の月別推移や配当ログは サイドFIREページ でも公開しているので、興味があればぜひ。
1. 2026年6月の数字
内訳を円グラフにすると、こんなバランスになる。
コアになる株式(SP500・オルカンと日本高配当株)で、あわせて約88%。そこに外国債券(BND)を足すと9割を超える。現金とビットコインは、守りと遊びの小さな枠だ。
2. 総資産はほぼ横ばい。株の伸びを、ビットコインの下げが相殺した
中身を見ていくと、株のほうはしっかり増えていた。インデックスが+16万、高配当株が+10万。合わせて+26万円だ。
一方で、ビットコインは 118万円 → 95万円へ、1ヶ月で約2割下げた。金額にして−23万円。株の+26万円と、BTCの−23万円。これがちょうど打ち消し合って、合計は+3万円。ほぼ横ばいに落ち着いた。
こういう月は、べつに珍しくない。資産の中身はそれぞれ別々に動くから、全部がそろって上がる月もあれば、片方が伸びて片方が沈む月もある。トータルで大きく動かない月だって、当然ある。
ビットコインは、いまの資産のうち95万円。全体の1.6%くらいの小さな遊び枠だ。だから2割下げても、資産全体は横ばいで済んでいる。もしBTCに大きく賭けていたら、今月はしっかりマイナスだった。分散させておくと、こういう月に効いてくる。
大事なのは、こういう月にあわてないことだと思っている。毎月+200万円が続くなんてことはないし、横ばいの月も、はっきりマイナスの月も、これから何度も来る。それを「当たり前」として受け止められるかどうかが、長く続けられるかどうかの分かれ目だ。上がる月に浮かれず、動かない月に不安にならず、ただ淡々と。それが、わたしの長期投資のスタンスだ。
ついでに、本音も書いておきたい。じつは、こうして月に一度きっちり資産をチェックすることも、本当はそこまで必要ないと思っている。わたしはブログで公開している関係で、毎月こうやって正確に数字を出しているけれど、ふつうに長期でやるなら、半年に一度、あるいは1年に一度くらいでも十分かもしれない。むしろ頻繁に見すぎると、値動きに一喜一憂しやすくなる気もする。
改めて確認しておきたいのは、長期投資は、10年、20年と続けることが大前提だということ。1ヶ月の上げ下げなんて、その長い時間軸で見れば、小さな点にすぎない。今月が横ばいでも、来月がマイナスでも、10年後の景色にはたいして関係ない。わたしはそのくらいの気持ちで、この記録を淡々とつけている。
3. わたしが6月にしたこと
やることは、いつもと変わらない。
- 月5万円のオルカン積立(NISAつみたて枠・自動)
- 高配当株の買い増し(利回り4%前後が中心)
- 米国債券ETF(BND)を2株買い増し(これで計228株に)
- 売りはなし(基本、売らない)
今月は新規で6銘柄を買い足した。具体的な銘柄名は、ここでは伏せておく。じつはこれ、いつもと同じで、わたしが入っているリベシティというお金のコミュニティで紹介されていた6銘柄なのだ。業種はバラバラで、特定の業種にかたよらないように、少しずつ顔ぶれを増やしている。
銘柄そのものが気になる方は、リベシティをのぞいてみるのもいいと思う。初月は無料で試せるので、合わなければやめればいい。わたし自身、投資やお金まわりの学びは、ここで得たものがけっこう大きい。
ちなみに、これは今月買ったものではなくて、4〜5年前から持っている変わり種にチャイナテレコム(香港上場)がある。当時、1株2.16香港ドル(約30円)のときに、6万円ぶんだけ買った。それがいまは、評価額約17.7万円(8,540香港ドル)。4〜5年で3倍近くに育っている。株価そのものの上昇に加えて、香港ドルが円に対して強くなったぶんも乗っている。
しかも、そこから入ってくる年間配当は約1.1万円。買ったときの6万円に対して、取得利回りは約19%にもなる。もちろん、高利回りには高利回りなりの理由(為替や国のリスクなど)があるので、あくまで小さな遊び枠。それでも、長く持っているだけで、こつこつ配当を運んでくれて、値上がりまでついてくることがある。それが、古株のいいところだ。
お恥ずかしい話、ふだん「淡々と」「航路を守る」なんて偉そうに書いているわりに、じつはビットコインやチャイナテレコムみたいな、ちょっとスケベ根性の混じった銘柄もちゃっかり持っている。コアはあくまでインデックスと高配当株。でも、片隅にこういう遊び枠を残しているのも、まぎれもないわたしだ。そこはどうか、ご容赦ください 笑
4. 今月わかった「お金のふしぎ」を2つ
6月は、数字を眺めていて「へえ」と思うことが2つあった。どちらも、知らないと勘違いしそうなポイントなので、記録しておきたい。
① 株数が4倍になっても、資産は1円も増えない(株式分割)
6月は、保有していた3社で株式分割があった。住友商事が1株→4株、花王が1株→2株、アルプス技研が1株→3株。住友商事にいたっては、持っている株数がいきなり4倍だ。
株数が4倍。ぱっと聞くと得した気分になるけれど、資産の価値は1円も増えていない。なぜか。1株の値段が、同じ比率で下がるからだ。たとえば1株4,000円の株が4分割されると、1株1,000円の株が4株になる。4,000円×1株も、1,000円×4株も、同じ4,000円。ホールケーキを4つに切り分けても、ケーキの総量は変わらないのと同じだ。
じゃあ、なんでわざわざ分割するのか。理由は、1株の値段が下がって、買いやすくなるから。株は基本100株単位で買うので、1株4,000円だと最低40万円必要。でも1,000円に下がれば10万円で買える。NISAでも手が届きやすくなって、個人投資家が買いやすくなる。だから分割は、持っている側にとってはむしろ歓迎していい話だったりする。
② 配当は増えたのに、利回りは下がった
もうひとつ。今月、年間配当の見込みは48.7万円 → 49.2万円へ増えた(買い増しした分だけ、もらえる配当も増える)。ところが、配当利回りのほうは4.85% → 4.83%へ、逆に下がっている。増えたのに、下がる。ちょっと不思議だ。
からくりは、利回りの計算式にある。配当利回り=1年の配当 ÷ 株価。今月のように相場が上がって高配当株の株価も上がると、配当(分子)が同じでも、株価(分母)が大きくなるぶん、利回りは下がる。さらに、株価が上がったあとに買い増しすると、新しく買う分の利回りも低めになる。だから買い増しを続けるほど、ポートフォリオ全体の平均利回りは、じわじわ薄まっていく。
でもこれは、裏を返せば「持っている高配当株が値上がりした」証拠でもある。だから、悪い話ばかりじゃない。ただ、高い利回りを追いかけすぎると減配のリスクも上がるので、そこは冷静に見ておきたい(→ 高配当株の減配リスク)。
5. その裏で、インデックスは静かに+173%
総資産は横ばい、BTCは急落、株式分割で株数だけ増える。そんなにぎやかな月の裏で、いちばん静かに、いちばん大きく効いているのがインデックス投信だ。
いまの含み益は+2,266万円、率にして+173%。2018年から積み立ててきたS&P500中心のインデックスが、コツコツ複利で膨らんだ結果だ。派手なニュースにはならないけれど、この長期の積み上げが、わたしの資産のいちばんの土台になっている。この5年の推移は別の記事で実数を全部公開した。
BTCが2割下げようが、株式分割で株数が4倍になろうが、コアはここ。淡々と積み立てて、ただ持ち続ける。結局それがいちばん効く、というのを、今月も静かに再確認した。
6. 6月以降に向けて
特別な計画はない。やることは変わらない。
- つみたて枠:月5万円のオルカン
- 成長投資枠:高配当株を、機会を見て
- 下落が来たら、買い増しを少し検討する
6月は大型の配当月で、税引後で16.4万円ほどが入ってきた。次の大きな山は12月。配当は月によってムラがあるけれど、1年の合計では約49.2万円。月10万円(年120万円)の目標に対して、達成率41%まで来た。まだ道半ばだけど、去年より確実に前に進んでいる(→ 配当金で生活費をまかなう)。
横ばいの月も、マイナスの月も、やることは同じ。淡々と続けるだけ。来月も記録します。
まとめ
- 2026年6月、総資産は 約5,809万円(前月比 ほぼ横ばいの+3万円)
- 内訳:インデックス3,839万/高配当株+BND 1,575万/現金300万/BTC 95万
- 株は+26万増えたが、ビットコインが2割下げて−23万。ちょうど相殺。全部が上がる月ばかりじゃないのが普通で、上がっても下がっても淡々と続ける
- 配当利回り 4.83%、年間配当(税引後)約49.2万円。月10万円目標に対して達成率41%
- 今月の買いは、リベシティで紹介された新規6銘柄とBND2株(計228株)。銘柄名は伏せているので、気になる方はリベシティ(初月無料)へ
- 株式分割で株数が4倍になっても資産は増えない/配当が増えても株価が上がれば利回りは下がる、という「お金のふしぎ」を2つ確認
- その裏でインデックスは静かに+173%。長期の複利がいちばんの土台
- やることは変わらず。横ばいの月にあわてず、淡々と続けるだけ
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