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資産5,000万円でサイドFIREした生活のリアル。月の収支・仕事量・心境を全部書く
サイドFIRE2026-07-11📖 約9分で読めます

資産5,000万円でサイドFIREした生活のリアル。月の収支・仕事量・心境を全部書く

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ごまもち
🐾 ごまもち
5,000まんえん あったら、まいにち あそんで くらせるの?🐾
あずき
あずき
それがね、思ったより「ふつうの毎日」なんだよ。今日はその中身を、数字で全部見せるね。

「資産5,000万円でサイドFIREしたら、生活はどうなるのか」。わたしが達成前にいちばん知りたかったのは、計算式よりもこれだった。余裕があるのか、それともカツカツなのか。仕事はどれくらい減らせるのか。不安は消えるのか。

わたしは2026年4月、34歳のフリーランス(映像プロデューサー)としてサイドFIREを達成した。基準にしたのは、生活防衛資金の現金300万円を除いた資産が5,000万円を超えること。あれから3ヶ月たったいまの生活を、月の収支・仕事量・心境まで、実際の数字で書いていく。

ちなみに「そもそも5,000万円という数字はどこから来たのか」という計算の話は、サイドFIREはいくら必要かという記事にまとめてある。この記事は、その「計算どおりに達成したら、実際どうだったか」という答え合わせだ。


1. 前提:5,000万円の中身

まず、5,000万円といっても全部が「使えるお金」ではない。わたしの資産の中身は、ざっくりこうなっている。

📊 資産の中身(2026年6月末・総資産 約5,809万円)
インデックス投信(オルカン・S&P500・iDeCo)約66%
日本高配当株約21%
米国債券ETF(BND)約6%
現金(生活防衛資金300万円)約5%
ビットコイン約2%
くわしい内訳はポートフォリオ全部公開、毎月の推移は月次資産公開

基準にしていた「防衛資金を除いて5,000万円」を超えたのが4月。それから3ヶ月、相場が良かったこともあって、いまの総資産は約5,809万円まで育った。ただし一直線ではなくて、達成直後には相場しだいで4,000万円台に戻る日もあった。5,000万円は「超えたら固定される数字」ではなくて、毎日ゆらゆら動く線だ。この感覚は、達成してみて初めてわかった(このあたりの心境は達成から2ヶ月の記事にも書いた)。


2. 月の収支のリアル

いちばん聞かれるのがここだと思う。結論から言うと、わたしの毎月のお金の流れはこうなっている。

💰 毎月のお金の流れ(ならしたイメージ)
入ってくるお金
仕事の収入(フリーランス)月によって変動
配当金(高配当株・BND、税引後)ならして約4万円
出ていくお金
生活費約15万円
積立投資(オルカン・NISA)月5万円
税金・国民健康保険・国民年金別途(年払い中心)

生活費の15万円の中身は、家賃7万・食費3万・ごまもち2万・水道光熱費1万・携帯1,400円・その他1.6万円。達成前とまったく同じで、くわしくは月15万円の生活費内訳に書いている。

仕事の収入は、月ごとの数字は出していないけれど、規模感でいうと課税所得400万円ほど税金や国保の記事で試算に使っている数字)。月15万円の生活費に対しては十分な水準で、そのぶん税金と国民健康保険・国民年金の負担も、フリーランスなりにしっかりある。

そのうえで、大事なポイントがひとつ。資産5,000万円は、日々の生活費には1円も使っていない。生活費は仕事の収入でまかなえていて、配当の約4万円も基本は再投資や買い増しに回る。じゃあ5,000万円は何をしてくれているのかというと、「使うお金」ではなく「守ってくれる土台」として働いている。仕事が減った月も、嫌な仕事を断った月も、後ろに5,000万円と配当があるから、慌てなくていい。これがサイドFIRE生活の、地味だけどいちばん大きな実感だ。

ごまもち
🐾 ごまもち
ごせんまんえん、つかってないの? もったいなくない?🐾
あずき
あずき
使わないことに意味があるんだよ。「いざとなったら使える」が、毎日の安心になってるの。

3. 仕事のリアル:量より「選び方」が変わった

「サイドFIREしたら、仕事はどれくらい減らすの?」ともよく聞かれる。わたしの答えは、少し意外かもしれない。量はそれほど変えていない。変わったのは、仕事の選び方だ

わたしの仕事は映像プロデューサーで、中身は企画を立てる、構成を組む、スケジュールと予算を管理する、編集の品質を見る、といった「全体を管理する」側の仕事。手を動かす編集そのものは、時間が溶けて管理がおろそかになるので、あまり受けないようにしている。打ち合わせはオンライン中心で、働く場所の自由度は高い。

達成後に変わったのは、こういうところだ。

🎬 サイドFIRE後の仕事の変化
条件の合わない仕事を、断れるようになった。「この単価では受けられない」を、生活の不安なしに言える
「やりたい仕事かどうか」が選ぶ基準になった。埋めるための仕事を入れなくてよくなった
収入がゼロの月があっても、詰まなくなった。フリーランスの収入の波は相変わらずある。でも波に飲まれなくなった

フリーランスの収入は、いまも月によって波がある。それでも生活が揺れないのは、収入が不安定でも詰まない「設計」を先に作ってあるからで、資産5,000万円はその設計のいちばん底にある。つまりサイドFIREは「働かなくてよくなる」ことではなくて、「働き方の決定権が自分に移る」ことなんだと思う。


4. 心境のリアル:拍子抜けするほど、ふつう

正直に書くと、達成後の生活は拍子抜けするほど「ふつう」だ。

朝起きて、ごまもちと散歩して、仕事をして、夜は自炊する。生活費は15万円のままだし、金銭感覚は貯金100万円だった頃からほとんど変わっていない。5,000万円を超えた瞬間に世界の色が変わる、みたいなことは起きなかった。

変わったのは、もっと静かなところだ。

通帳の数字が増える喜びより、「明日の生活を心配する漠然とした不安」が軽くなったことのほうが大きい。仕事のメールを開くときの緊張が薄れた。相場が下がった月も、淡々と積み立てを続けられる。この「何も起きていないのに、ずっと安心している」状態こそが、5,000万円が毎日くれているものだと思う。

そしてもうひとつ。達成は「ゴール」ではなく「通過点」だった。資産は日々動くし、生活は続くし、仕事もある。だからいまは、配当を年間120万円(月10万円)まで育てるという次の目標に向かって、達成前と同じことを淡々と続けている。

ごまもち
🐾 ごまもち
なにも かわらないなら、がんばった いみ あった?🐾
あずき
あずき
あったよ。「ふつうの毎日」を、心配しないで続けられるようになったんだから。それがいちばんの変化なの。

5. で、5,000万円で「足りる」のか

最後に、検索してきた人がいちばん知りたいであろう問いに答えておく。

わたしの答えは、「独身・生活費月15万円・働き続ける前提なら、十分に回る。ただし条件しだいで全然違う」だ。

🧮 わたしの場合の「回る」根拠
年間生活費 約200万円 × 25倍 = 5,000万円(4%ルールの目安を満たす)
そのうえで仕事を続けるので、ふだんは資産を取り崩さない
生活防衛資金300万円+配当年約48.7万円が、収入の波を受け止める

逆にいうと、生活費が月25万円なら必要額は7,500万円になるし、家族がいれば前提はまるごと変わる。5,000万円は「誰にとっても足りる魔法の数字」ではなく、わたしの生活費だから成立している数字だ。自分の場合はいくらになるのかは、必要額の計算方法で確かめてみてほしい。年間支出×25倍という、シンプルな計算だ。

それから、5,000万円あっても税金や社会保険は普通にやってくる。フリーランスなら国民健康保険と国民年金の負担は軽くないし、将来の年金も見込みは月9万円ほど。だからわたしは達成後も、配当を育てる手を止めていない。サイドFIREは上がりではなく、長期投資の途中にある通過点だと思っている。


まとめ

🐾 この記事のまとめ
  • 2026年4月、生活防衛資金300万円を除く資産5,000万円でサイドFIRE達成。3ヶ月後の資産は約5,800万円(相場しだいで4,000万円台の日もあった)
  • 生活費は達成前と同じ月15万円(家賃7万・食費3万・ごまもち2万など)。金銭感覚は変わらなかった
  • 資産は生活費に使っていない。生活は仕事の収入で回し、配当(税引後・年約48.7万円)は再投資。5,000万円は「使うお金」ではなく「守ってくれる土台」
  • 仕事は量より選び方が変わった。条件の合わない仕事を断れる、埋めるための仕事を入れない、収入ゼロの月でも詰まない
  • 心境は拍子抜けするほどふつう。ただ「明日を心配する漠然とした不安」が軽くなった。達成はゴールではなく通過点
  • 5,000万円で足りるかは生活費しだい。わたしは年200万円×25倍で成立している。自分の必要額は「年間支出×25倍」で計算を
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⚠ 免責事項 この記事はあずき個人の体験・考えの記録であり、特定の銘柄や金融商品への投資を推奨・勧誘するものではありません。掲載している数字は手元の記録をもとにしていますが、正確性を保証するものではありません。投資は価格が変動し、元本を割り込む可能性があります。投資の最終判断は、必ずご自身の責任で行ってください。
TAGS#サイドFIRE#家計・資産管理
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