東京・月15万円の生活費内訳——削るのではなく、使い方を決める
フリーランスになって収入が不安定になった分、支出の管理はより意識するようになった。でも「節約しよう」という感覚ではなく、何にお金を使うかを決めた結果が月15万円という数字だ。内訳とそこにある考え方を正直に書いてみる。
月15万円の内訳
最も大きいのは家賃の7万円。東京でこの金額に抑えられているのが、15万円生活の一番のポイントだと思っている。
こだわらないもの——携帯代と服
固定費の中で意識的に抑えているのが携帯代だ。日本通信SIMを使っていて、月約1,400円。電話もデータ通信も普通に使えて、大手キャリアと比べると年間で7〜8万円の差になる。
服もそれほどお金をかけない。ブランドものはほとんど持っていないし、特に興味もない。清潔感や自分らしさは大事にしているけれど、服にかかるお金は最小限にしている。
使わないところはとことん削る。その分、使いたいところに回す。それだけのことだと思っている。
こだわるもの——パンとプレゼント
お金をかけないところがある一方で、好きなものには迷わず使うというのもわたしのスタンスだ。
パンが好きで、気になるパン屋があれば足を運ぶ。そこで高いパンがあっても躊躇しない。配当金もあるし、好きなものを好きなときに買える生活がサイドFIREの目的のひとつだと思っているから。
もうひとつこだわっているのがプレゼント選びだ。次に会う人に何か持っていくとき、「もらったら嬉しいもの」を常にアンテナを張って探している。美味しいお菓子屋さん、いいハンドソープ、センスのいいものを見つけると「今度会うときにこれを持っていこう」とメモしておく。
プレゼントはお金の使い方の中でも好きな部類で、渡したときの相手の反応が楽しみで選んでいる。
ごまもちの費用——月2万円
ごまもちにかかる費用は月2万円ほど。フード・おやつ・トリミング・医療費などを含めた金額だ。
フリーランスになった2023年3月の後、同年5月にごまもちを迎えた。ごまもちが来てから生活費が2万円上乗せされたイメージだけれど、ごまもちがいる生活は豊かさそのものなので、ここは削ろうと思ったことがない。
2万円を上限の目安にしていて、余った月は生活防衛費とは別にごまもち専用の貯金として積み立てている。急な医療費やもしものときのための備えだ。
15万円を超えるときもある
基本は月15万円だけれど、ちょっとした贅沢をするときはオーバーすることもある。そういうときは配当金が助けてくれる。
高配当株を続けているのは「今の生活を少し豊かにするため」でもある。いつもより少し良いものを食べたり、気になっていたものを買ったり。配当金があるから、15万円という枠を厳しく守りすぎなくていいのが気持ち的に楽だ。
節約が目的ではなく、自分が豊かだと感じられる生活を、無理なく続けることが目標。月15万円はその結果として今の数字というだけで、固定した目標ではない。
生活費とは別に、毎月の投資も続けている。NISAのつみたて投資枠でオルカンを月5万円積立、余剰資金は成長投資枠で日本高配当株に充てている。生活費を抑えることで投資に回せる金額が増える——その好循環が、サイドFIREを支える仕組みだと思っている。
- 月15万円の内訳:家賃7万・食費3万・ごまもち2万・光熱費1万・携帯1,400円・その他1.6万円
- 携帯は日本通信SIMで月約1,400円。大手キャリアから変えるだけで年間7〜8万円の差になる
- 服にはお金をかけない。ブランドものもほぼ持っていない。清潔感は大事にしつつ最小限に
- 好きなパン屋では高いパンでも迷わず買う。プレゼント選びにもこだわる。削るところを決めたら、使いたいところには使う
- ごまもちは2023年5月にフリーランス転向後に迎えた。月2万円を上限に、余った分はごまもち専用の貯金へ。急な医療費など「もしも」の備えとして生活防衛費とは別に積み立てている
- 毎月オルカンを5万円積立(つみたて投資枠)、余剰資金は日本高配当株(成長投資枠)へ。生活費を抑えることで投資に回せる好循環をつくっている
- 15万円を超えるときもある。そのときは配当金が助けてくれるので気持ち的に余裕がある



