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freeeを3年使い続けている理由——マネーフォワードと比較しても乗り換えない正直な本音
freelance2026-05-15📖 約8分で読めます

freeeを3年使い続けている理由——マネーフォワードと比較しても乗り換えない正直な本音

ごまもち
🐾 ごまもち
かいけいソフト?むずかしそうな名前だね🐾
あずき
あずき
むずかしくないよ。フリーランスのお金のことを全部まとめてくれる便利屋さん。今日はそれを3年使った話。

フリーランス3年目、わたしの会計はずっと freee(フリー) で回している。前に freeeで青色申告した流れ は書いたけれど、あれは初年度の体験記。今回は 3年使い続けた今の正直な評価 と、マネーフォワードクラウド会計と比較してそれでもfreeeを選び続けている理由 をまとめてみる。

結論を先に書くと、「もはや乗り換える理由がないから続けている」 という、ものすごく地味で正直な理由がいちばん大きい。会計ソフトはどれも一定の品質があるけれど、乗り換えコスト(スイッチングコスト)が高い ので、いったん決めたら基本そのまま——というのが現実だと思う。


1. わたしのfreeeの使い方

最初に、わたしのfreee運用の基本情報を書いておく。

📊 わたしのfreee環境
プランスタンダード(年払い)
利用歴3年(2023年〜)
申告区分青色申告(65万円控除)+ 消費税申告(2割特例)
連携住信SBIネット銀行・JALカード

最初は スタータープラン(月1,180円〜) で始めた。でもインボイス登録に伴って消費税申告が必要になり、簡易課税に対応した スタンダードプラン(月2,680円〜) に切り替えた。年払いを選んでいるのは、結局1年は使うのがわかっているから。月払いより少し安くなる。

証券口座は連携をやめた。SBI証券の取引が自動で取り込まれると、正直、儲かっているのか損しているのかが帳簿上でよくわからなくなってしまった から。事業の数字と投資の数字が混ざってモヤッとするのが嫌で、ネット銀行とクレカだけに絞っている。投資の損益は 特定口座(源泉徴収あり)で完結 しているので、そもそも確定申告に含める必要がないし、freeeと連携する理由はない。


2. 月次のルーティン

毎月freeeでやっている作業はこれだけ。

  • 銀行口座・クレカの自動連携で取引取込 → 勘定科目を振り分ける
  • 売上(請求書発行)
  • 経費レシート登録(モバイルアプリで撮影→自動取込)
  • 月次の損益チェック
  • 見積書の作成(案件のキックオフ時)

実際に手を動かすのは月に 30分〜1時間程度。自動連携でほとんどの取引が勝手に入ってくるので、勘定科目の振り分けと細かい修正くらいしかやることがない。

代わりに 3ヶ月に1回くらいのペースで経費総額をざっくりチェック している。年末までに利益に余裕がありそうなら 仕事用のPCやSSDなどの機材を購入 して、その分を経費に乗せて課税所得を抑える、という運用だ。確定申告のタイミングで気づくと打ち手が少なくなるので、四半期ごとに見ておくくらいがちょうどいい


3. freee vs マネーフォワード(MF)クラウド会計

会計ソフトを検討するとき、必ず比較対象になるのが マネーフォワードクラウド会計。両方ともフリーランスに広く使われていて、機能も拮抗している。客観的な違いを表にまとめるとこうなる。

📊 freee vs マネーフォワードクラウド会計
項目freeeマネーフォワード
設計思想簿記知識なしでも使える独自設計従来の簿記に近い設計
UIモダンで初心者向け業務システム的・経理経験者向け
自動仕訳精度高い・候補提案が賢い高い・連携サービス数が多い
連携サービス数豊富業界最多クラス
税理士連携対応あり会計事務所での採用率が高い
スマホアプリ使いやすい使いやすい
料金(個人向け最低)月980円〜(年払い)月980円〜(年払い)
向いている人簿記初心者・フリーランス・小規模事業経理経験者・税理士と組む人・複数サービスをまとめて使う人

ざっくり言えば、「簿記知識ゼロからでも始めやすいfreee」「税理士・経理経験者と相性がいいMF」 という違いがある。料金や基本機能はほぼ同等で、どちらを選んでも大きく失敗することはない。


4. それでもわたしがfreeeを選んだ理由(かなり正直)

ここから本音を書く。

わたしがfreeeを選んだ理由を一言で書くと、「名前とロゴがfreeeの方が好きだったから」 だ。

機能比較を真剣にやって決めたわけじゃない。フリーランスを始めるタイミングで会計ソフトを探していて、freeeとマネーフォワードを両方サイトで眺めて、ロゴと名前の雰囲気がfreeeの方がしっくりきた ——それだけの理由でfreeeに決めた。

会計の素人だったので「両方使ってみて比較」みたいな選び方はそもそもできなかったし、機能差を吟味する判断軸も持っていなかった。だから感覚で選んだ。

ところが、3年使い続けてみると、この「感覚で選んだ」がそんなに悪い結果になっていない。理由は次の章で書く。

ごまもち
🐾 ごまもち
ロゴできめたの?🐾
あずき
あずき
正直そう。でも長く使うものほど「好き」って気持ちは大事だと思うんだよね。

5. 3年使い続けて、それでも続ける理由

最初は感覚で選んだfreeeを、なぜ3年続けているのか。理由はシンプルだ。

① 致命的な不満がない

3年使ってきて、freeeに対する不満は 「年に数回しか使わない操作で悪戦苦闘する」 くらい。たとえば、請求金額と実際の入金金額の連携(値引き・振込手数料負担分などで金額が合わないケース)で操作にもたつくことがある。

ただこれは年に数回しか発生しないので、そのたびに新鮮に困っている 。たぶんMFに乗り換えても似たような場面で同じように悩むだろうな、とも思っている。

② 青色申告も消費税申告も滞りなく回せている

3年連続で青色申告(65万円控除)、インボイス登録後は消費税申告(2割特例)も freee 内で完結している。書面のやり取りや別ソフトを併用する必要がない のは大きい。

③ 乗り換えコストが高すぎる

これがいちばんの理由かもしれない。会計ソフトの 過去データを別ソフトに移すのは現実的にしんどい

過去3年分の仕訳・取引・請求書・連携設定をすべて引き継ごうとすると、移行作業だけで丸1日(下手したら数日)かかる。それで得られるメリットが「機能がほんの少し気に入るかも」程度なら、そのまま我慢して使う方が圧倒的に合理的

これは会計ソフトの特徴でもあって、おそらく多くのユーザーが同じ理由で同じソフトを使い続けている。よっぽど致命的な不満がない限り、人は会計ソフトを乗り換えない ——これが業界の構造だと思う。

④ いつかAIが移管してくれる日がくるかも

最近はAIが急速に進化している。「freeeのデータをMFに丸ごと移して」と指示したら、いつか勝手にやってくれる時代が来そうな気もする。そのときは比較してみて、より自分に合う方を選び直してもいい。

でもそれまでは、いま動いているものを動かし続ける のがフリーランスの正解だと思っている。


6. インボイス・消費税申告について

freeeのスタンダードプランは インボイス制度・消費税申告(2割特例・簡易課税・本則課税)に対応 している。

わたしは2026年9月末で2割特例が終わるので、その後は 簡易課税 に切り替える予定。スタンダードプランならどちらにも対応できるので、ここは追加コストなしで運用できる。詳しい背景は インボイス制度・3年目のリアル のほうにまとめている。

請求書まわりは、登録番号を請求書に記載する くらいで、特別なことは何もしていない。freeeの請求書テンプレートが対応してくれているので、設定さえ済ませれば普通に請求書を発行するだけで適格請求書になる。インボイス対応で困った経験はいまのところない。


7. これからfreeeとMFのどちらを選ぶか迷っている人へ

最後に、これから会計ソフトを選ぶ人向けにわたしなりのおすすめを整理する。

🎯 タイプ別おすすめ
簿記の知識ゼロから始めたいfreee。質問形式で進められる設計で初心者にやさしい
経理経験あり・税理士と組むMF。簿記の概念どおりで税理士と話が早い
マネーフォワードME(家計簿)を使っているMFクラウド会計。データ世界が揃って気持ちいい
迷ったら30日無料で両方触ってみて、しっくりくる方

正直、どちらも30日間の無料お試しがある ので、悩むくらいなら両方触ってみて好きな方を選ぶのがいちばん早い。一度決めたら3年は使う前提で、感覚に合う方を選ぶ。それで十分だと思う。

ごまもち
🐾 ごまもち
ぼくも、なんかおてつだいできるかな?🐾
あずき
あずき
ごまもちは横にいてくれるだけで十分だよ。集中力が3割増しになるからね。

まとめ

最後にこの記事のポイントをまとめておく。

  • わたしは freeeのスタンダードプラン(年払い) を3年使い続けている
  • インボイス登録に伴う消費税申告(2割特例)もfreee内で完結
  • 月次の作業は 30分〜1時間 程度。自動連携でほぼ済む
  • 3ヶ月に1回くらい経費総額をチェック。年末に利益に余裕がありそうなら機材購入で課税所得を抑える
  • マネーフォワードと機能差は小さい。決め手は 「ロゴと名前の好み」 という超正直な理由
  • 続ける理由は 「致命的な不満がない」+「乗り換えコストが高すぎる」
  • 会計ソフトはスイッチングコストが高い業界。最初の選択は感覚で選んでもOK、ただし長く付き合う前提で

これから会計ソフトを選ぶ人、いま乗り換えを迷っている人にとって、何かの参考になればうれしい。

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